10 異変 ページ11
「続けられる?」
無理
『、、えと、その私、ほんとに無理で、、』
、、、、やばい気持ち悪くなってきた、、吐きそ、、
『めぐ、恵ふくろ、』
「え、おいA大丈夫か!?」
袋に戻したとはいえ、部屋の中にはすえた臭いが広がった。
「A、落ち着いた?とりあえず、、水もダメだな、一旦トイレ借りるか」
『恵、、、、ごめんなさい』
「いいから、何も言うな」
「、、、、だよねーーーー!!!」
『え』
心臓がきゅっとなった
なに、五条さん?
あまりにも突然な大声に恵も戸惑っている。
「僕もさ〜やっぱ良くないと思うんだよね〜Aに無理させるのは!」
は、、
まさか、さっきの話の続き?
「、、いい加減にしてください、五条先生」
『恵、、』
「俺ら今日はもう帰ります、行こうA」
「え、なんで?」
「まって、A吐いてんじゃん、どうしたの?大丈夫?」
え、気づいてなかったんだ、、まじか、、
「体調悪いならすぐ言ってね、じゃ帰ろっか」
───────────
あの後すぐにお会計をして店を出た。
お店の人には説明して謝ったけどほんとに申し訳ない。
早く帰りたい。家まであと少し。
「A〜、、さっき言えなかったんだけどさ」
『、、?』
「Aの代わりを見つけない?」
『え、、?』
「Aと同じ1級レベルの人材を見つけるってことですか」
「そゆこと」
『私の穴埋めができれば現状維持はできる、って話ですか?』
「そう、どうかなA」
「まだ総監部にも話してないし僕の考えでしかないけど」
『、、分かりました、やります』
「うん、御厨当主としての政治的な仕事は御厨の人間にやらせれば何とかなるし」
、、、、
──────
「じゃあA、さっきの話考えといてね。おやすみ」
『はい、お寿司ありがとうございました、、吐いちゃったけど』
『恵もお疲れ、明日は、、土曜か、まあがんばろーね』
「、、お前まじ休めよ。、、おやすみ」
『うん、、笑』
──────
「、、五条先生、本気でAを引退させる気あるんですか?」
「え?あるよー。だからさっきも僕から提案を」
「あの話、そんな、代わりを見つければ良いことくらい誰でも分かる、、」
「問題は、御厨家相伝の術式が失われることじゃないんですか」
「そうだよ。それでいいんだよ」
「、、は?」
152人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ニックネーム(プロフ) - ゆささん» コメントありがとうございます🙇品行方正でした、、御指摘本当に助かります😭品性方向、、変な言葉作っちゃいました、、。恥ずかしすぎるので今すぐ修正してきます!!本当に助かりました!ありがとうございます! (1月14日 22時) (レス) id: 60c8ba75e9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆさ(プロフ) - コメント失礼します。6話の「品性方向」なのですが、「品行方正」ではないでしょうか??気になってしまっただけなので気分を害されてしまったらすみません!お話楽しく読まさせていただいてます!これからも頑張ってください! (1月14日 20時) (レス) @page7 id: 0969a38c73 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ニックネーム | 作成日時:2023年8月26日 17時