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11 何してたの? ページ13

『まだやってんのか?』



伊「・・・・・・・・・何のこと?」



しらばっくれても今までの俺とは少し違うからな



『まだ、不良と同じことしてんのか?』



伊「・・・・・・Aは知らないで良いことだ。気にすんな」



『でも、俺も不良だしやっぱり気になる』



不良と云うと知兄と兄ちゃんが怒鳴った



知「なんでそんなことしてんだ!!怪我したらどうすんだよ!!」
伊「バカか!!俺と同じことなんてすんな!!今はガキの喧嘩でも武器使うんだぞ!?死んだらどうすんだ!!」



『!!ごめ、ん。でも、兄ちゃんだって死んだらどうすんだよ。怪我とかは抗争に出なかったらしねぇから大丈夫だよ』



伊「あのな、俺たちはAのことが大切だから言ってるんだ。怪我したら二度と不良だとか言うんじゃねぇぞ」



『うん。分かった』



伊「分かったならいい」



そう言って頭をわしゃわしゃと撫でる兄ちゃんはどこか切ない表情をしていた



純「ねえ、早くしないとカレー冷めちゃうよ?」



『そうだ!早く食べないと!!』



知「A、一口頂戴」



『いいけど、知らないよ?』



カレーを一口あげると知兄は最初は美味しい!!と言っていたが段々辛い!!辛い!!と言い始めた



『だから言っただろ』



大「知弥くん、大丈夫!?」



知「だ、大丈夫」



伊「A、俺にもくれ」



『いいよ』



知兄のように叫びはせずに兄ちゃんは美味しそうに食べる



純「すごいね、甘いのと辛いのがあるみたい」



『まあ、兄ちゃんは俺よりも辛いの食べれるしな』



伊「A、これ何か入れただろ」



気付いてくれたか!!



『流石兄ちゃん!!実はね、タバスコ入れてまーす!!それも大量に!!』



優「食への冒瀆だ」



葉「優弥兄さんが珍しくまともな事言ってる」



お二人サーン、聞こえてますよー?



優「ひどいよ葉月」



『優兄、カレーのおかわり取り消しで』



優「あーごめんさいー!!タバスコバンザイ!!」



『じゃあ優兄のカレーにもタバスコ入れとくわ』



タバスコの有能さを教えてやる



優「あ、大丈夫です。遠慮します」



『そうか。残念だけど仕方ない』



純「Aちゃん、僕にも一口頂戴」



『いいけど、大丈夫?結構辛いと思うよ』



純「大丈夫だよ」



皆で心配しながら一口あげた



純「うん、美味しいね」



知「え!?辛くねぇのか?」



純「うん、大丈夫だよ」



『すげぇ』

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GONTA - ちーさん» あっ・・・・・・すみません。ありがとうございます!! (2022年8月10日 16時) (レス) id: b1440ca0b5 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - おり、ふらがたってます!違.反.報.告になる前に解除しときましょう! (2022年8月10日 16時) (レス) id: 83e01ffbfb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:GONTA | 作成日時:2022年8月10日 14時

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