迷子と氷(リクエスト) ページ12
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ク「あ〜らら〜ん？」
『っ…う？』
グスングスンと泣くAとそれを見つめるクザン。
出会いはとある街だった。
あの頃(マルコとナンパを推奨)より少し大きくなったAは、誰かと同伴の元街を出歩く事が許可された。
だがついうっかりお兄ちゃんの手を離してしまい、とぼとぼと歩くAはしっかり迷子であった。
緑が生い茂る小さな丘で泣いていたところ、偵察という名のサボりで出歩いていたクザンと出会った。
ク「嬢ちゃんどうした？」
『ふぇ…A、まいごさんなの…』
ク「お〜そうか。迷子か。家はどの辺だ？」
『…おうち、ないの』
噛み合ってそうで噛み合っていない会話。
帰る場所はある。''家''は無いが''船''はある。
それが汲み取れなかったクザンは、身寄りのない子供だと思ったらしい。
ク「…嬢ちゃん俺と来るかい？」
すっと手を広げて待つクザン。
Aもこのままでは埒が明かないので着いていくことを決意した。
__
少し船を進めて、海軍本部へ来たA。
『くざん、くざん！こおりだして！』
ク「好きだなぁ〜」
ほれ、とアイスサーベルをほんとに少しだけAにかけてやれば、霜のようなものがまつ毛や前髪を少し凍らした。
『んぁ、ちべたぁい！』
にひひ、口元に手を持っていって笑うAにクザンはもうメロメロだった。
寒がりなAの体は正直で、今も楽しそうに笑っているが、ぷるる、っとたまに体が震えている。
ク「さみぃか。ほら、膝から降りて暖炉のとこいきな」
椅子に座るクザンの膝にずっと座っていたAに声をかけてやる。
『…A、さむくないからくざんにだっこしてほしい…』
ク「！！…こりやぁまいった」
本当にこの子は心を掴むのがうまい。
むぎゅぅっと掴んだ服を話さないAに、心底愛おしいと思うクザン。
自分も丸くなったなぁ、とぼんやり考えながらより一層手に力を込めた。
__
本部の廊下をクザンと手を握ってテクテクと歩くA。
勿論クザンは少し歩きずらそうに屈んでいるが、頬は緩んでいる。
そこへ向かい側を歩いてきたのは、海軍本部中将のガープ。
ガ「クザン、仕事はどうした仕事はぁっ！！…なんだァこのガキ」
ク「保護したんですよ、一時保護」
__
青キジもガープさんもみんな口調掴むの難しい…。
白ひげ海賊団になりたい。さん、長らくお待たせ致しました(涙)
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うさな - ちょっと待ってください…え、きりたんぽさん天才ですか？まってまって、もう節分のとこ吹き出しましたよ！！？天才ですか！！！？（2回目）私イゾウ推しで、お嬢呼びとか死にますって！！（ｳﾙｻｸﾃｽｲﾏｾﾝ） 大変だとは思いますが頑張ってください！ (4月29日 14時) (
レス) id: 8b6881ee90 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - ああわたしが求めてたドンピシャの作品です😭3時間で全話読んでしまいました…。夢主ちゃんかわいすぎてわたしも一緒におねんねしたいです🫂💓心の底から応援してます！！更新頑張ってください！！ (8月15日 9時) (レス) @page45 id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
noa(プロフ) - 忙しい中更新ありがとうございます。お時間がある時でよろしいので革命軍と夢主ちゃんの関わりのお話が見たいです。もしくはASLとのお出かけのお話が見たいです。難しいお題ですみません。🙇 (7月17日 12時) (レス) @page45 id: 7f88ebaf80 (このIDを非表示/違反報告)
きりたんぽ(プロフ) - 青木碧さん» ありがとうございます！ぜひ書かせてください(土下座) (7月17日 10時) (レス) id: c332951864 (このIDを非表示/違反報告)
きりたんぽ(プロフ) - なつみさん» もうすぐ夏休みですね^_−☆大変お待たせ致しました(滝汗) (7月17日 10時) (レス) id: c332951864 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりたんぽ | 作成日時：2022年12月23日 14時
