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予告状6 ページ8

コナン「キッドは…まだいないみたいだな」
 
 
 
 
 
 
「戻りたいところだけど煙が充満していたら嫌だし。多分あれは睡眠薬だろうから」
 
 
 
 
 
 
コナン「あぁ。やっぱり頭キレるんじゃねぇかよ」
 
 
 
 
 
 
「いやぁ、君には負けるさ」
 
 
 
 
 
 
首元をゆっくりと触るとネックレスの感触がある
 
 
 
 
多分すり替えられてもいないだろう
 
 
 
 
 
 
コナン「俺は一旦下に戻ってみる。そして安全だったらまたAのこと呼びに来るから」
 
 
 
 
 
 
「よろしく」
 
 
 
 
 
 
階段で来る時、そこまで時間はかからなかったから…、5分ぐらいここにいればいいよね。
 
 
 
 
大丈夫だ、自分の身を守ることは出来る。少しぐらいはできるから
 
 
 
 
万が一怪盗キッドが私に近づいてきたら一蹴りすればいい
 
 
 
 
 
 
コナン「じゃあ大人しく待ってろよ?」
 
 
 
 
 
 
「はいはい、安全確認よろしく」
 
 
 
 
 
 
もちろん2人行動の方が安心だが…仕方ない
 
 
 
 
コナンは私を少し見て、また非常階段に行った
 
 
 
 
 
 
?「一人で大丈夫ですか?お嬢さん」
 
 
 
 
 
 
コナンが行った直後、後ろから予告状を出した本人の声が聞こえてきた
 
 
 
 
…なんとなくだが、人がいる気配はしていた。だがそれを口には出さなくてもいいと判断した自分が今じゃ悔しい
 
 
 
 
 
 
「怪盗キッド、お目当てのものは見つかった?」
 
 
 
 
 
 
私は後ろを向いて白のスーツにマントを靡かせている彼の方を向いた
 
 
 
 
モノクルの奥にある瞳はたしかに私を見ていて、なんだか気味が悪い
 
 
 
 
 
 
キッド「えぇ…そうですね、ひとつは見つかりましたよ」
 
 
 
 
 
 
「ひとつ?」
 
 
 
 
 
 
多分私の首元のネックレスか、そりゃ展示ケースは偽物だもんな
 
 
 
 
じゃああと一つは女性か。女性の心…奪うってそういえば書かれてたな
 
 
 
 
 
 
キッド「宝石の場所が私にはわかりません…、よかったら教えて貰ってもよろしいでしょうか?お嬢さん」
 
 
 
 
 
 
「え?」
 
 
 
 
 
 
予想を反する言葉に私は戸惑った
 
 
 
 
宝石の場所、ブラックムーンが分からない?それは本当か?
 
 
 
 
 
 
「え、じゃあ、あとひとつって」
 
 
 
 
 
 
キッド「貴方の…Aさんの心、ですよ」

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設定タグ:怪盗キッド , 名探偵コナン , 黒羽快斗   
作品ジャンル:アニメ
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真昼 - 更新続きますか? (2022年5月1日 16時) (レス) @page33 id: 5b53c5bf5f (このIDを非表示/違反報告)
チイナ(プロフ) - 誰か評価をもっと押す方法を教えて?毎回毎回押しちゃうんだが。え、どうしよぉ。 (2019年6月16日 19時) (レス) id: f759a37db1 (このIDを非表示/違反報告)
まいい - 更新頑張ってください! (2019年6月16日 16時) (レス) id: 1fd4e7ac25 (このIDを非表示/違反報告)
鬼羅(プロフ) - 続き楽しみにしてます! (2019年5月30日 15時) (レス) id: 7dac3f8417 (このIDを非表示/違反報告)
名無し49952号(プロフ) - 続き楽しみにしてます!! (2019年5月13日 23時) (レス) id: c4bcbac2d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美怜 | 作成日時:2019年5月2日 19時

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