【怪盗キッド】愛の予告状【名探偵コナン】 (ページ7)

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予告状５ページ7

中森「毛利さん、警戒しててください…残り1分です」
　
　
　
　
　
　
小五郎「了解しましたー！！」
　
　
　
　
　
　
キッドの予告時間が近づいてくると蘭のお父さんはやる気が出てきていた
　
　
　
　
別にトイレは行ってない。だからキッドの変装ということはないだろう
　
　
　
　
まぁ誰も目は離してないから…
　
　
　
　
変装しているとしたら中森警部か、そこらにいる警備員か、会う前から園子や蘭、蘭のお父さんに変装しているか
　
　
　
　
まぁコナンというのは絶対ないと見た。てか無理でしょ
　
　
　
　
中森「奴がやってくるとしたらまず電気を切るでしょう、そこだけとりあえず警戒していてください」
　
　
　
　
　
　
「は、はい」
　
　
　
　
　
　
何を警戒するんだよこのやろう
　
　
　
　
その瞬間、館内の電気が一斉に切れた
　
　
　
　
目の前が真っ暗になり焦りが出たが、それはキッドの思うつぼだ
　
　
　
　
私はすぐにしゃがんでコナンの手を掴んだ
　
　
　
　
　
　
コナン「え、Aお姉さん！？」
　
　
　
　
　
　
「何あってもおかしくないから。キッドはさすがにコナンには変装できないでしょ」
　
　
　
　
　
　
コナン「な、なるほどね…」
　
　
　
　
　
　
少し照れたような声出しやがって
　
　
　
　
　
　
コナン「…ん？なんか煙っぽい匂いしない？あとシューって音も…」
　
　
　
　
　
　
「音？」
　
　
　
　
　
　
言われれば分からなかったが…確かに聞こえる気がする
　
　
　
　
　
　
「ね、ねぇ…その煙っぽいのってもしかして…」
　
　
　
　
　
　
思い当たる節が頭の中にポッと思い浮かぶ
　
　
　
　
その時、隣から崩れ落ちるような音が聞こえた
　
　
　
　
　
　
「ちょ、蘭！園子！？」
　
　
　
　
　
　
暗さに目が慣れ始め、人が倒れていることが見えるくらいになった私は息を吸わないように大声で声をかけた
　
　
　
　
　
　
コナン「とりあえずAだけでも上に行かねぇとキッドの思い通りだ！」
　
　
　
　
　
　
上に行くことが思うつぼだと思うんだけど仕方ないか
　
　
　
　
　
　
コナン「こっち！着いてきて！」
　
　
　
　
　
　
コナンに無理やり手を引かれ、暗闇を走る
　
　
　
　
コナンがなんとか扉を開けると階段が続いていてそこが非常階段ということが分かった
　
　
　
　
ずっと、ずっと走るとやがて美術館の屋上へとやって来た
　
　
　
　
キッドの思うつぼ、なのか？