【怪盗キッド】愛の予告状【名探偵コナン】

予告状１５ ページ17

「あ゛ぁ〜」
　
　
　
　
　
　
病院帰り、ため息をついて帰路につく
　
　
　
　
なんで病院帰りかだって？説明しよう！
　
　
　
　
今日移動教室の間で本ぶん投げられたじゃん、あの後なんかずっと痛くて放課後病院行ったら「ヒビ入ってますね」って言われました
　
　
　
　
あの女ゴリラかよ
　
　
　
　
こっちが何もしないことを機になんでもやりやがってよ…
　
　
　
　
ってことなんだけどさ、本当は入院した方がいいらしいんだけど無理やり断って医療用コルセットを着けてます
　
　
　
　
　
　
「ったく、クソ…」
　
　
　
　
　
　
　
　
『その…怪盗キッドと付き合ってるんですか！？』
　
　
　
　
　
　
　
　
「なんで私が付き合わなちゃいけないんだよ…」
　
　
　
　
　
　
？「え、A付き合うの？」
　
　
　
　
　
　
「……快斗、」
　
　
　
　
　
　
気配がなかった
　
　
　
　
　
　
黒羽「え、怪盗キッドと付き合うの〜？」
　
　
　
　
　
　
「付き合わねぇわ」
　
　
　
　
　
　
怪盗キッドと付き合えば黒羽快斗と付き合うことになる
　
　
　
　
ちょっとそれはごめんだな
　
　
　
　
　
　
黒羽「なあ、どっか怪我した？」
　
　
　
　
　
　
「え、別に」
　
　
　
　
　
　
ちょっと図星すぎて辛いわ
　
　
　
　
　
　
黒羽「ホントかぁ〜？なんだか足取りが重たく感じるんだが？」
　
　
　
　
　
　
…さすがかもしれない、怪盗キッドは少しの変化も読み取れるんだ
　
　
　
　
　
　
「…さっき病院行ってたんだ」
　
　
　
　
　
　
黒羽「持病か？」
　
　
　
　
　
　
「ううん、普通の怪我」
　
　
　
　
　
　
普通の怪我ってなんだよ
　
　
　
　
自問自答した所で特に解決するものは無いんだけどね
　
　
　
　
　
　
黒羽「ふーん、足でも怪我してんの？」
　
　
　
　
　
　
「あー、まぁそう思っておいてよ」
　
　
　
　
　
　
そんなまさか「本ぶつけられてヒビ入りました」とか言ったところで笑われるだけだろうな
　
　
　
　
　
　
黒羽「どうやっても隠したいことなのか？」
　
　
　
　
　
　
「まぁねー、あ、私の家こっちだからじゃあね、快斗」
　
　
　
　
　
　
私は快斗と早く離れたくていつもとは違う道へと歩みを進めた
　
　
　
　
　
　
さ、帰って安静にしよっと

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