【怪盗キッド】愛の予告状【名探偵コナン】 (ページ15)

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予告状１３ページ15

「黒羽くん、」
　
　
　
　
　
　
黒羽「快斗って呼んでくんない？あんまり苗字で呼ばれるの好きじゃねぇから。あと…」
　
　
　
　
　
　
黒羽「好きな人からはもちろん、名前で呼ばれたい、しょ？」
　
　
　
　
　
　
サラッとカッコイイことを言う快斗はモテること間違いなしだろうな
　
　
　
　
だから普通の女子だったら頬を赤く染めるとかそういうことはしちゃうんだろう
　
　
　
　
だけど照れたりはしないのが私だ
　
　
　
　
　
　
黒羽「あれ、反応無し？」
　
　
　
　
　
　
「そうね、そういうナンパ的な言葉なら尚更反応しないよ」
　
　
　
　
　
　
黒羽「ちぇ～！」
　
　
　
　
　
　
あまり彼の考えてることが思いつかないな…
　
　
　
　
　
　
さぞかし頭がいいんだろうな、快斗は
　
　
　
　
私の周りの人ってだいたい何考えてるか分からないことが多い。
コナンだったり、安室さん、沖矢さん、真純などなど。
　
　
　
　
なんとなく事件に遭って謎を解いちゃう人は何を考えているのかわからない人。
　
　
　
　
ほんと、みんな謎に包まれているから何を信じればいいか分からないことが時々あるけどいい人なのは確かだよね
　
　
　
　
　
「快斗、か…、よろしくね、快斗」
　
　
　
　
　
　
黒羽「今更かー？まぁよろしくな！」
　
　
　
　
　
　
快斗は満面の笑みで私に笑顔を向けた
　
　
　
　
　
　
「怪盗は親の目を盗んでやっているの？」
　
　
　
　
　
　
私の周りには探偵ばかりいてつまらないと思ってた。この際怪盗のことについて聞かせてもらおうっと
　
　
　
　
　
　
黒羽「いや、母親は外国のどっか旅してて…、親父はマジックの最中に命を落としたんだ」
　
　
　
　
　
　
「……そう、気づかないで聞いてごめん」
　
　
　
　
　
　
…あぁ、思い出した
　
　
　
　
子どもの頃、すごく有名なマジシャンがいたよな
　
　
　
　
黒羽盗一、だった気がする
　
　
　
　
あの頃はクソガキだったからあまり覚えてないけど、親に一度だけ唯一マジックを見せられに連れてかれて行ったことがある
　
　
　
　
黒羽盗一の息子、黒羽快斗。
　
　
　
　
そりゃあすごいマジックもできるもんだ。納得だ。
　
　
　
　
　
　
黒羽「おっと、もうこんな時間か。じゃあもう行くわ」
　
　
　
　
　
　
どこからかマントを出してまた怪盗キッドになった
　
　
　
　
　
　
黒羽「じゃあなA、また来るからよ」