人生謳歌３５ ページ37
牛沢「着いたー！」
和室の旅館に着いた
「……うん」
牛沢「どうした？…やっぱり聞きたいことある？」
「そりゃあ…うん」
部屋に投げて失くした指輪がなぜかうっしーが持っていた
なんでか分からない。部屋に投げたはずなのに。確実に投げて失くしたのに
そんなことをずっと考えていて旅館に着くまで頭が真っ白だった
牛沢「じゃあ座るか」
うっしーは上着を脱いであぐらをかいて座った
私もつられて上着を脱いでテーブルを挟んで正座をした
牛沢「まぁ…聞きたいこと、わかるけどちゃんとAの口から聞かせてくれよ」
なにそのSっぽい考えは
分かってるのにわざわざ私の口から…！？
…まぁ、ここは素直に従うしかないか
「その…私の指輪、ちゃんと部屋にあったはずだけど…」
あえて投げたとは言わない。そこは曖昧にしてあっちからの出方を伺う
牛沢「誤魔化そうとしたって無駄だぜ、A」
「うっ…」
どうやら彼は全てお見通しらしい
私がどんな出方をしたってきっと無駄だ
牛沢「いやあ、ガッチさんから聞いたんだけどよ、指輪がどうのこうのって言ってたんだけど酒飲んで呂律が酷くて聞こえなかったんだよね」
「は、はぁ…」
ガッチさんから聞いたって…
なんか情報流出しないから〜とか言ってた気がするんだけどどこいったんだろ
牛沢「それでAの薬指に指輪ついてなくてさ…、勝手だけど部屋に入らせてもらった」
「へ？」
私は間抜けな声を発した
牛沢「あ、すまん…」
…離婚なんてしてなくて本当によかったな
私は表情にも声にも出さず、心の底からそう思った
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幻想乙女(プロフ) - 完結おめでとうごいます、そしてお疲れ様でした！いつも更新楽しみにしていま!!!!!とても面白くて好きだったので完結してしまうのがとても寂しいですが、新作の方も面白そうなので新作の方も読ませていただきます！新作の方でも頑張ってください！長文失礼致しました (2019年6月15日 11時) (
レス) id: cdb64fb46d (このIDを非表示/違反報告)
ぽる。(プロフ) - 似たような体験はしたことがあります。そのときはまだ幼かったし、その子からスッと離れることが出来たので美怜さんほど辛さを感じてはいないと思います…。本当に辛いと思います。想像することしか出来なくて申し訳ないです。とにかく私はずっと美怜さんが好きです…！ (2019年5月31日 23時) (レス) id: ea71c9b9a1 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ(プロフ) - 同じ体験はしたことないのでアドバイス等はできませんが話を聞く事くらいならできます。この小説が大好きで通知が来たらすぐ飛んできちゃうんです。素敵な作品を書いてくださる美玲さんが辛い思いをしているだけで話を聞かない理由なんてないです。ゆっくり待ってます！ (2019年5月31日 23時) (レス) id: 602b59a5c3 (このIDを非表示/違反報告)
豆猫(プロフ) - 先程私も同じ様な体験をしたので心中お察しします。大好きで堪らなかったのにそれを知ってた人にその人を取られるのって本当に苦しいです。そんな状況の中作品の執筆は難しいと思います。ご自身のペースで私は大丈夫です。どうか無理なさらないでくださいね (2019年5月25日 17時) (レス) id: 4cd43813c6 (このIDを非表示/違反報告)
美怜(プロフ) - るちさん» 空白も会話表現も私がいつも気をつけて書いているところです。読みやすいと言ってくださってとてもありがとうございます。無理しない限りで更新していきますので実況関連のものが出来次第、また読んでいってください、よろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年5月25日 12時) (レス) id: a91e59d2ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美怜 | 作成日時：2019年4月21日 16時
