・キオナティの今。１４ ページ16
「あぁー…無理無理無理無理…助けてリオちゃん…」
リオ「大丈夫だって！Aはそれほど運動音痴じゃないんだから！マイナスすぎだよ！」
あっという間に体育祭当日。もう死にたい
私は隣にいるリオちゃんに愚痴をぶつけた
高校一年生の時、唯一の友達のリオちゃん(二年になってクラス離れてしまった子)は本当に感謝してる。
パーティーピーポー組でも十分やっていけるリオちゃんはこんな陰キャとずっと傍にいてくれたもん
そしてパーティーピーポー組だから運動神経抜群(？)なリオちゃんは半袖短パンでハチマキを頭に巻いていた
リオちゃんのハチマキの色は青色。私たち四組のハチマキは赤色だった。
私も半袖短パンで、頭にハチマキを巻いているが、リオちゃんみたいにやる気のあるオーラはゼロだ
「運動したくない…」
リオ「頑張ろ！今日頑張ったら明日休みだよ！ゲームするんでしょ？」
「…………する、徹夜でする」
リオ「じゃあ今日一日頑張ろ！」
「うぅ…」
既に開催式と個人種目の徒競走は終えた。
開催式は無事に寝て、徒競走は八人中六位という地味な順位を獲得。最下位じゃないから全校生徒から注目されることもなかった
清川くんは徒競走ぶっちぎりの一位だった。当然といえば当然の順位で頬が緩んでしまっていた自分だ。
リオ「次は…あ！私はチアガールだ！じゃあチアガールしてくるから頑張ってね！A！ちゃんと見てるから！」
「見、見ないで…」
リオ「はははwじゃあねー！」
リオちゃんはダッシュで走ってクラスの輪に入っていった
キヨ「あ！妃！」
「き、キヨくん」
キヨ「そろそろ大縄跳びの時間だけど大丈夫？」
「うそっ、ほんとだ…教えてくれてありがとう」
集合時間は競技が始まる十五分前、もうその時間だった
キヨ「頑張ってこいよ！そして俺の活躍も見とけよ？」
「う、うん！」
私はキヨくん背を向けて集合場所に向かった
好きの気持ちが膨れ上がっていく
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ぽる。(プロフ) - 今更ながら最後まで読ませていただきました…！最初から最後まで本当に楽しく読ませていただきました。美怜さんの作品はどれもずっと一貫していて尊敬します…、これからの作品も読ませていただきます。お疲れ様でした！ (2019年3月27日 20時) (
レス) id: 0ec9f7707f (このIDを非表示/違反報告)
美怜(プロフ) - クロミミさん» ありがとうございます！次の作品もお願いします(´；ω；｀) (2019年3月10日 14時) (レス) id: a91e59d2ae (このIDを非表示/違反報告)
クロミミ(プロフ) - すごく面白かったです！牛沢さんの作品も見に行きますね！ (2019年3月9日 22時) (レス) id: 25617d98ae (このIDを非表示/違反報告)
777 - このあとどうなるのか、すごく気になります！思わず主人公ちゃんを応援したくなりますね！ (2019年2月26日 0時) (レス) id: 2ed2a1fdd5 (このIDを非表示/違反報告)
ぽる。(プロフ) - kyさんとのハピエン（？）のためには仕方ないとわかっていながらも胸が締め付けられるような展開にハラハラしてます…！でもすごく面白いです。いつも更新楽しみにしています、これからもよろしくお願いします！ (2019年2月22日 18時) (レス) id: ea71c9b9a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美怜 | 作成日時：2019年2月1日 21時
