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赤side
俺の髪を撫でる神ちゃんの顔が堪らなく愛おしくて、どうしても離したくなくて。
気付いたら神ちゃんの手を奪っていた
赤「神ちゃんに頭撫でならるの好きやわぁ」
そう伝えると、俯きながら「ばか。」っていう神ちゃんの頬がぽっとピンクに染まってゆく。
いつもだったら恥ずかしがって逃げてしまう神ちゃんも、流石に手を握られたままだと動けない様で、必死に照れた顔を俺に見せないように隠してる姿が余りにも可愛くて、愛おしくて。
ここで我慢出来る男はえんやろ?!
くっと腕をこちら側に寄せて徐々に顔を近付けてゆく。
唇が触れ合うまであと数十センチ…
赤「神ちゃ…」
緑「し、しげ髪そろそろ乾かさんと!もうほぼかわいてきてもうてるし?!///」
あと少し!!って所で急にふいっと逸らされる神ちゃんの顔。
あああ!もう!やっぱり一筋縄ではいかへんかぁ。
緑「じゃあそこのドライヤー取って」
赤「…はい。」
あんなに甘い雰囲気だったのにキス出来へんかった悔しさと、ふわふわと温かい風の中で優しく俺の髪を撫でる神ちゃんの手の気持ち良さとの二つの感情が葛藤しながらドライヤーの時間は終わった。
「俺も乾かしたろうか?」って聞いてはみたもののやっぱり「自分でやるから」って返されて、またちょっと心に傷が…
やっぱ "アレ" に頼るしかないのか。
赤「喉乾いちゃったから、なんか飲んでええかな?」
緑「あ、じゃあ冷蔵庫に入ってるの勝手に飲んでええで。コップもすきなの使ってくれたらええから。」
赤「ん、おおきにな」
神ちゃんからの承諾を得てキッチンへ向かい冷蔵庫から冷えたお茶を取り出す。
そして咄嗟にポッケに隠したあの薬も共に。
小瓶の蓋を開けてクンっと匂いを嗅いでみるがなんの匂いもしない。
グラスに注いだお茶にピンク色の液体をとぷとぷと注ぎ込む
じっと見つめてみても何の変哲もないただのお茶。
これを神ちゃんに飲ませればさっきの続きが…いや、その先のことだって夢ではないかもしれない。
赤「神ちゃんも喉かわかへん?お茶入れてきたんやけど…」
髪を乾かしている神ちゃんの座るソファーの隣にさりげなく腰掛ける。
君の唇まであと少し…。
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由菜〜きりかみ寄りのきりかみじゅん担(プロフ) - たむたん。さん» いえいえ〜!また何かあったらリクエスト送りますね(*´∇`) (2018年11月5日 22時) (レス) id: c2e0efe9b5 (このIDを非表示/違反報告)
たむたん。(プロフ) - 由菜〜きりかみ寄りのきりかみじゅん担さん» そう言って頂けると嬉しいです(*>_<*)ありがとうございます^^ (2018年11月5日 22時) (レス) id: d5f9d5c94a (このIDを非表示/違反報告)
由菜〜きりかみ寄りのきりかみじゅん担(プロフ) - たむたん。さん» ゆっくりでもいいのでお願いします(*´∇`)ゆっくーり気長に待ってます笑笑 (2018年11月5日 22時) (レス) id: c2e0efe9b5 (このIDを非表示/違反報告)
たむたん。(プロフ) - 由菜〜きりかみ寄りのきりかみじゅん担さん» コメントありがとうございます!そのようなシチュエーションは書いた事がなく、自分でも未知の領域ですが、出来る限り書いてみようと思います!私情で忙しい為遅くなるかもしれませんが、お待ち頂けると嬉しいです^^ (2018年11月5日 22時) (レス) id: d5f9d5c94a (このIDを非表示/違反報告)
由菜〜きりかみ寄りのきりかみじゅん担(プロフ) - ばど×緑で、リアル設定でばどの二人が神ちゃんを洗脳し、外が怖くなって二人とずっとヤり続けるのがみたいです! (2018年11月4日 7時) (レス) id: c2e0efe9b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たむたん。 | 作成日時:2017年3月15日 18時