JW短編集虹色×緑 (ページ2)

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Xmasのサプライズ青×緑ページ2

「俺、コスプレやったら絶対サンタ服がええねん。」

いやいや、そんなに俺の目を見ながら言われても困るって、、。

「家帰ってサプライズでサンタ服着ててほしいよね」

だから、なんで俺の目を見てるんこいつ、、

今日のラジオは淳太くん、濵ちゃん、流星、俺の4人でいまは妄想族を収録中。

みんなどんなコスプレがいいかで盛り上がってるんやけど、今日はなかなかに流星と目が合う。

ちらっと目が合うとかそんなんじゃなくて、明らかに見つめられてる気が、、、

「お疲れ様でしたー」

収録も終わって各自帰りの支度をしていると、

「神ちゃん、ちょっと」

そう言ってちょいちょいと人気のない廊下へと手招きする淳太くん。

俺なんかしたっけ？と思いつつ淳太くんのいる方へ向かう。

「淳太くんなにー？」

「神ちゃん、大変やとは思うけど明日はリハもあるし無理したらあかんで？節度を持ってやらな、明日しんどいのは自分やからな。」

そう言ってポンッと俺の肩を叩く淳太くん。

え、何が大変？俺今から無理する様なことなんもせえへんけど、、？

「なにが？？どゆこと？」

淳太くんの言っている意味がさっぱり分からへん。

「え、今日の流星が言ってたサンタコスプレのやつ、今夜神ちゃんにして欲しいってことやないの？流星めっちゃ神ちゃんの目見て言ってたし、俺絶対そうや思ったわ」

……あ。だから流星あんなに俺の目見て言ってたんか。

でも、あれって女の子用のサンタ服の話してたんやないの？

俺が着るとすれば、、、

「俺がサンタコスプレって事は何すればいいん？
スカートははけんやろ？ガチのサンタ服？？」

しかないよな？だって俺男やし、、

そう思って淳太くんに聞いてみると、あれっ？めっちゃ呆れた顔された。。

「何言ってんねん神ちゃん！そんなん流星が求めてるわけないやろ！流星が見たいのは神ちゃんの生足やで！好きな子のちょっとエっチな姿見たがるのは男の性や！！」

そ、そんな堂々といわれても、、

「け、検討してみるわ。」

そう言ってこの場を離れようと後ろを向くと、

「っ？！流星…！！」