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弐拾漆話 ページ30

「皆、刀を収めてくれないかい?」



刀を構えることを制したのは耀哉だった。



「ですが、御館様!」



「蜜璃、みんな。気持ちは分かるけれど、今の戦いを見てAに勝てるだろうか?」



柱たちにとってこの言葉は図星のようだった。



「鬼殺隊最強の名は伊達じゃないからね」



『元だけれど』



「…君が鬼殺隊の一員だと認めなくても、私たちはそう思っているよ」



腹立たしい…



『仲間ごっこはもうたくさんなんだ。他所でやってくれ。挨拶も済ませたし、私は帰る』



「A、一つだけ言いたいことがある」



『…何?』



「何があっても、"人間でいて"欲しい」






−鬼になんかならないで



『…ッ』



なんでこんな時に思い出すのかな…



あの言葉を無理矢理に頭から消し、耀哉を睨んだ。



『あんたにどう言われようが、私の勝手だ。柱の皆さん、また会った時は…







残酷に殺してあげるから』



別れの言葉を告げると、塀へと飛び、銀色に冷たく輝く満月に向かってさらに飛んだ。

弐拾捌話→←弐拾陸話 柱side



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美穂(プロフ) - 終わってしまって寂しいです (2022年8月19日 22時) (レス) @page33 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 面白いです! (2019年11月6日 7時) (レス) id: f675202b80 (このIDを非表示/違反報告)
mayumi(プロフ) - この後、夢主ちゃんは鬼側即ち鬼殺隊の敵になるという事・・・。無限列車で煉獄は上弦の参に致命傷を負わされ、最後は夢主ちゃんに止めを刺されるシーン見たいですね。勿論柱達にも非業の最後もです。 (2019年10月19日 22時) (レス) id: 58f715f8f9 (このIDを非表示/違反報告)
シレア(プロフ) - 結婚しましょ((殴 あまりにも好きすぎて本音が出ちゃいました・・・け、結婚を前提にお付き合いしましょう!うん!それが良いです!(ダメです)語彙力が無いのでこのくらいしか言えないんですけど・・・作品鬼がかってて大好き過ぎるんです!頑張って下さい! (2019年9月23日 14時) (レス) id: 89e5ec03ad (このIDを非表示/違反報告)
五十嵐 夏目(プロフ) - 大好きです((( (2019年9月22日 23時) (レス) id: d58669ce2c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユラン | 作成日時:2019年9月21日 18時

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