彼女はアスリート

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Side you


『降ってきてもうたなぁ』

脇「今日くらい天気予報外れてくれよかったのにね」

『こんなに寒いなら雪に変わってくれてもいいのに』

脇「さすがにまだ無理やけん笑」

『やっぱりか笑』


大きめの傘を1つ買い、2人で入って残りを回る事にした

さすがに傘をさしてるとバレずにゆっくり楽しむ事ができた


脇「そろそろお土産買って帰ろうか？」

『あ、お土産買いたい！』


入り口近くのお店に行き、一緒に見て回る事にした

大きめのぬいぐるみを見つけて小走りで行ったかと思えば、手を出さずに眺めているだけだった


脇「どうしたと？」

『いやー可愛いなって思って』

脇「欲しいと？笑」

『んーまあそうやけど、家狭いしなー』

脇「そんな事考えんでよか笑 買ったるっちゃん」

『え？』

脇「早めのクリスマスプレゼントやけん」

『え？いいの！？じゃあね、これじゃなくてこっちがいい！！』


そう言ってまた小走りで向かったのはプーさんのぬいぐるみコーナー


脇「え、でもAあっちの方が好きじゃなかと？」

『そうやけど…黄色で体型も将人そっくりやん笑』

脇「おい笑」

『ひとりの時はこれ抱いて寝たら寂しくないし笑』

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