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Side you
良い人に出会えて、とりあえず凍え死ぬ事はなさそうで安心した
こんな事になるなら無理にでも姉宅にいた方が良かったのかとも考えていたが、なんせクリスマスイブだ
半同棲中のカップルの邪魔をする勇気もない
“は〜これからどうしよ”
なんて考えながら湯船で体を温めた後、元いたリビングに向かった
『ぁの、お風呂…ありがとうございました…』
社「おう。こここソファ使って良いけん。あと、俺そこの部屋で仕事しとるけん、なんかあったら言って」
『ありがとうございます』
社「じゃあ、おやす…」
『あの!!』
社「ん?」
『あの、なんであそこにいたんだ?とか、気にならないですか…?』
社「いや、バリバリ気になりよったっちゃん!でも、なんか、聞いて良いんかわからんかったけん、聞いていいんなら、是非聞きたい笑」
そう言われて、私は最初から話し始める事にした
『私、今家が無くて、ヤドカリ状態なんです』
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さ - オリフラ外してください (2019年12月17日 10時) (レス) id: bf8e986980 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コロ | 作成日時:2019年12月16日 22時