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10 すべてを知ってしまっても* ページ10

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「どうしよう、」





 





教室の隅に縮こまってこれからどうするかひとり計画を練る。


なにも見なかった体で行くか、それともこれを使ってテヒョンを脅すか。


まあ、こんなのは私の中で考える間もなく答えは出ていたんだけど。





 





TH「おい」


「いっ!?」





 





いつの間にか背後にテヒョンの姿。


眉間に皺を寄せて、私を見下ろすその姿はもう鬼だった。





 





TH「何やってんだよ、こんなとこで」


「え、いや、あんたに言う必要なくない?」


TH「…委員会は?」


「終わった。ついでにちょっとひとりになってみた」


TH「はあ?」


「なに、私のことが気になるわけ?」


TH「ばかか」


「おまえがな」





 





そう言った私に、テヒョンは何か言いたげに口を開いて、そして閉じる。





 





「雪、やまなそうだね」


TH「え?あ、ああ、」


「早いうちに帰ろうか!」





 





それからテヒョンと教室に戻って、寝ているジミンを起こした。


私のちいさな傘に3人はやっぱりきつくて。





 





TH「おい、ジミンが濡れる」


「テヒョンが傘から出れば問題ないじゃん。ねージミン、相合傘しようか!」


TH「ふざけんなブス」


「うるさいハゲ!」


JM「もうほんと飽きないね、2人とも」





 





ジミンだけ、何も知らないままだった。


それでも私たちは、何も変わらなかった。





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11 いまさら何のために→←09 私を毛嫌いする理由*



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緋夏(プロフ) - きむみんじさん» ありがとうございます(´;ω;`)そんな嬉しいコメントを頂けるなんて…!とても幸せです(´∀`*)みんな大好きなので、その思いを感じていただけて良かったです!ありがとうございました! (9月19日 11時) (レス) id: 1a4eb51f6c (このIDを非表示/違反報告)
きむみんじ(プロフ) - 遅ればせながら……重い題材を扱いきれてるところ。。。文章力がすごすぎます! 誰の思いもないがしろにしないところ、登場人物への愛着を感じました。素敵なお話ありがとうございました! (9月19日 7時) (レス) id: 0cae345439 (このIDを非表示/違反報告)
緋夏(プロフ) - みいさん» こちらこそ読んでいただけて幸せです(´∀`*)号泣してくださるなんて…!!ありがとうございました! (9月13日 8時) (レス) id: 1a4eb51f6c (このIDを非表示/違反報告)
緋夏(プロフ) - 轉さん» わあ、私のお話で感動していただけて私が感動です!!ありがとうございます(´;Д;`) (9月13日 8時) (レス) id: 1a4eb51f6c (このIDを非表示/違反報告)
みい - 号泣です。こんなに素晴らしい作品を、読ませていただけて、幸せです。 (9月10日 16時) (レス) id: 7b5dea59e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:緋夏 | 作成日時:2018年3月28日 13時

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