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34 もう君に会えない* ページ34

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「え、入院って…ただの骨折でしょ?」


TH「ちがう、ガンだよ」


「は?がん…?まってよ、聞いてないんだけど、」


TH「言ってなかったから」


「…っ」





 





目を真っ赤に腫らしたテヒョンを見れば、一晩中泣いていたんだろうってことはすぐわかるのに。


この時の私は、そんなこと気にかける余裕もなくて。





 





「まさか…テヒョンはそのこと、前から知ってたの…?」


TH「…ああ、知ってた」


「知ってて、私に黙ってたの…?」


TH「…っ、ああ」





 





その言葉に私はテヒョンの手を払い、思い切り彼を突き飛ばした。





 





「ふざけないでよ!!!」


TH「…ふざけてないよ、」


「なんで言ってくれなかったの!?ジミンががんだって…なんで死んじゃってから言うの!?」


TH「…っ」


「テヒョン!!」


TH「ごめん…っ」


「っ!!」





 





教室に、乾いた音が響いた。





 





「ごめんで済むわけないでしょ!!!」


TH「ごめん、Aっ、本当に…ごめん、」


「何でジミンが死ぬの!?何であんただけ、ジミンのそばにいたのよ!!!」


TH「…っ」


「どうして私に、教えてくれなかったの…っ」





 





テヒョンを殺したくなって。


私も死にたくなって。


私は学校に行かなくなった。


テヒョンが転校したと知ったのは、もうすでに桜が散る頃だった。





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35 手紙→←33 私が真実を知った日*



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きむみんじ(プロフ) - 遅ればせながら……重い題材を扱いきれてるところ。。。文章力がすごすぎます! 誰の思いもないがしろにしないところ、登場人物への愛着を感じました。素敵なお話ありがとうございました! (9月19日 7時) (レス) id: 0cae345439 (このIDを非表示/違反報告)
みい - 号泣です。こんなに素晴らしい作品を、読ませていただけて、幸せです。 (9月10日 16時) (レス) id: 7b5dea59e2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 凄く感動します  良いお話です!涙か止まらんほどでした! (9月10日 1時) (レス) id: 47a0df5586 (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - 今日の朝まで停電だったのと電波悪すぎて見れなかったので反動で一気に緋夏さんの作品読み漁っちゃいました笑 (9月7日 20時) (レス) id: a310d9e984 (このIDを非表示/違反報告)
瑞稀(プロフ) - え、まって。ほんとに鳥肌たった。まじで緋夏さんファン。 (9月7日 19時) (レス) id: a310d9e984 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:緋夏 | 作成日時:2018年3月28日 13時

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