占いツクール
検索窓
今日:126 hit、昨日:307 hit、合計:376,706 hit

34 もう君に会えない* ページ34

.





「え、入院って…ただの骨折でしょ?」


TH「ちがう、ガンだよ」


「は?がん…?まってよ、聞いてないんだけど、」


TH「言ってなかったから」


「…っ」





 





目を真っ赤に腫らしたテヒョンを見れば、一晩中泣いていたんだろうってことはすぐわかるのに。


この時の私は、そんなこと気にかける余裕もなくて。





 





「まさか…テヒョンはそのこと、前から知ってたの…?」


TH「…ああ、知ってた」


「知ってて、私に黙ってたの…?」


TH「…っ、ああ」





 





その言葉に私はテヒョンの手を払い、思い切り彼を突き飛ばした。





 





「ふざけないでよ!!!」


TH「…ふざけてないよ、」


「なんで言ってくれなかったの!?ジミンががんだって…なんで死んじゃってから言うの!?」


TH「…っ」


「テヒョン!!」


TH「ごめん…っ」


「っ!!」





 





教室に、乾いた音が響いた。





 





「ごめんで済むわけないでしょ!!!」


TH「ごめん、Aっ、本当に…ごめん、」


「何でジミンが死ぬの!?何であんただけ、ジミンのそばにいたのよ!!!」


TH「…っ」


「どうして私に、教えてくれなかったの…っ」





 





テヒョンを殺したくなって。


私も死にたくなって。


私は学校に行かなくなった。


テヒョンが転校したと知ったのは、もうすでに桜が散る頃だった。





.

35 手紙→←33 私が真実を知った日*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (382 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
736人がお気に入り
設定キーワード:BTS , テヒョン , 防弾少年団
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン

緋夏(プロフ) - きむみんじさん» ありがとうございます(´;ω;`)そんな嬉しいコメントを頂けるなんて…!とても幸せです(´∀`*)みんな大好きなので、その思いを感じていただけて良かったです!ありがとうございました! (9月19日 11時) (レス) id: 1a4eb51f6c (このIDを非表示/違反報告)
きむみんじ(プロフ) - 遅ればせながら……重い題材を扱いきれてるところ。。。文章力がすごすぎます! 誰の思いもないがしろにしないところ、登場人物への愛着を感じました。素敵なお話ありがとうございました! (9月19日 7時) (レス) id: 0cae345439 (このIDを非表示/違反報告)
緋夏(プロフ) - みいさん» こちらこそ読んでいただけて幸せです(´∀`*)号泣してくださるなんて…!!ありがとうございました! (9月13日 8時) (レス) id: 1a4eb51f6c (このIDを非表示/違反報告)
緋夏(プロフ) - 轉さん» わあ、私のお話で感動していただけて私が感動です!!ありがとうございます(´;Д;`) (9月13日 8時) (レス) id: 1a4eb51f6c (このIDを非表示/違反報告)
みい - 号泣です。こんなに素晴らしい作品を、読ませていただけて、幸せです。 (9月10日 16時) (レス) id: 7b5dea59e2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:緋夏 | 作成日時:2018年3月28日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。