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#1 ページ1
21時
その誘いは突然やってくる
重『いまから家に行くから』
それだけを伝えられた
雨なんて気にせずに
彼は来る
私じゃなくて
私の体が目当てで
ｶﾞﾁｬ…
「んっ…///」
玄関の鍵は彼が来るから絶対に開けておく
そしていきなり重なる唇
そこから
愛もない夜が始まる
重『じゃあな』
「うん…」
昔の私は重岡さんに"朝ご飯食べます？"とか聞いてたけど断られるのは当たり前だからもう言ってない
重『あ、明日も夜来るから』
そう残し家を出ていく
もう慣れたのか、私の体は彼しか求めてない
あの時、私の名前は呼ばずにほかの女の名前を呼ぶこともなんとなく慣れてしまっていた
「大学行かないと…」
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作者名：aika | 作成日時：2018年3月17日 11時
