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それから時は流れて、2学期が始まった。
体育祭はもう明日に迫っていた。
樹「 初めはどうなることかと思ったけど、何とかなったなぁ〜。」
翔平「 明日が楽しみだな、まこ!」
『 …うん、楽しみだなぁ。』
あれから、Aちゃんとは特に何事もなく。
仮装で一緒に演技をするから遅くまで残って練習したりはしてたけど。
今までと同じ、だけど少し近いような、そんな距離感で生活していた。
樹「 じゃあ、明日も朝早いし今日は帰るか〜。まこっちゃんはAちゃんのこと、しっかり送りなよ?」
『 うん、そのつもり。Aちゃん、帰ろ?』
A「 あ、うん!みんな、明日の本番絶対成功させようね〜!」
翔平「 おう!頑張ろ〜!」
樹「 じゃあ、また明日ね。」
ーー
『ついに明日かぁ、色々あったけど良い感じにできてよかったね。』
A「 うん、正直完成させられるか不安だったけどちゃんと形になってよかったよ〜。」
『 Aちゃんのおかげだよ。』
A「 ううん、私一人じゃ何もできなかったよ。慎くんたちのおかげ。ありがとね。
じゃあ、ここで。また明日!」
『 うん、また明日。』
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作者名:m. | 作成日時:2021年3月22日 0時