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その後、俺たちはさっきまで教室に来ていた壱馬さんと、北人さんに購買で出会った。
翔平「 あ、そこに並んでんの北人さんと壱馬さんじゃん。」
樹「 ほんとだ…。まこっちゃん、せっかくだし一応聞いてみれば？」
『 え、何を？？』
樹「 壱馬さんがAちゃんと付き合ってるのかどうか。」
翔平「 お、良いじゃんそれ。聞いてこいよ！笑 」
『 は、何で俺が…翔平が聞けば良いじゃん。』
樹「 でも、今一番このことが気になってるのはまこっちゃんなんじゃない…？」
翔平「 そうだそうだッ。」
『 もう、うるさいなぁ…わかったよ、聞けば良いんだろ？』
こうして俺は、話したこともない3年の先輩に声をかけることになった。
『 あの…壱馬さん、ちょっと良いすか。』
壱馬「 ん、？何や？」
『 あ、俺2年の長谷川慎って言います。Aちゃんと同じクラスで…』
壱馬「 あぁ、Aと同じクラスなんや。仲よーしたってな。」
『 それで、聞きたいことがあるんすけど…その…壱馬さんってAちゃんと付き合ってたりするんすか？』
壱馬「 え、俺がAと…？」
北人「 ……。」
壱馬「 ﾊﾊｯ、それは無いわ。笑
確かにAとは仲ええけど、1年の時に校舎ん中で迷子になってたの助けたら懐いてくれたってだけで、妹みたいなもんやし向こうも俺のことは兄みたいな存在としか思ってへんよ。笑 」
『 え、そうなんすか…。』
壱馬「元々、 Aを生徒会に誘ったんも俺やから、変な噂流れとるみたいやけど実際は全然やで。笑
北人は相当、Aに惚れ込んどるみたいやけどな〜？」
北人「 ちょ、おい壱馬、それ言うなって…。// 」
安心した矢先、まさかの展開。
壱馬さんとAちゃんは、兄妹のような関係でAちゃんのことが好きなのは、実は北人さんの方だったらしい。
壱馬「 こいつ、俺がAを生徒会室に連れて行った時からずっとな？一目惚れしたくせに、まだ気持ち伝えられてへんねん。笑 」
北人「 今年こそ…絶対言うし。押してるつもりだけど、Aちゃんいっつもニコニコしてるから響いてんのかわかんないんだもん…。」
____どうやら、Aちゃんのあの笑顔は先輩にも健在らしい。
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ゆうな(プロフ) - m.さんのお話、めっちゃ読みやすくて好きです!!更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2021年3月26日 14時) (
レス) id: 59c519f89c (このIDを非表示/違反報告)
m.(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます（ ; ; ）私生活が忙しかったりして更新遅くて申し訳ないです…頑張ります！！！ (2021年3月20日 5時) (レス) id: 8e0303ce91 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 展開がすごく楽しみです！更新頑張ってください！！ (2021年3月7日 13時) (レス) id: eb7449c30b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：m. | 作成日時：2020年12月5日 7時
