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『榊さんが、部活でレギュラーメンバーなのとか生徒会で忙しいのとか全然知らなくて…押しつけてごめん。』
彼女を見ていたら、何か謝りたくなった。
A「 ほんとに気にしないで！私がやるって言ったんだし、知らなくて当然だよ。笑 むしろ、誰から聞いたの？知っててくれてびっくりした！」
『それはさっき、翔吾さんとかその彼女さんが…それに生徒会長さんと話してるとこ見かけたし…。』
A「 あ、翔吾先輩と七海(ななみ)先輩かぁ。笑 確かに今日北人先輩に用事があって体育館にも行ったなぁ。笑 」
一緒に仕事をしていてわかった。榊さんは話をするのが上手だ。自分が一方的に話すだけじゃなくてちゃんと相手の話も聞こうとしてくれる。
それに、学年問わず人望も厚い。
A「 よし、これで終わり！ありがとう！助かったよ〜。」
『いやいや、帰るの遅くなっちゃってごめんね。』
A「 それは慣れてるから平気だよ。笑 」
そんな会話をしながら、自然と俺が榊さんを家へ送る流れになった。
時刻はもう、午後9時になろうとしていた。
A「 まさか、慎くんの家が同じ方向だとは思わなかったなぁ。」
『 もしかしたら、榊さんとも会ってるかもしれないね。』
A「 …ねぇ、その榊さんってやめない？何かせっかく仲良くなれた気がしたのに他人みたい。笑
…あ、でもいきなり名前で呼んでってのも軽いのかな？」
一瞬、彼女の顔からいつもの笑顔が消えた。
『…そんなことないんじゃない？、Aちゃん、でいい？』
A「 あ、うん、ぜひそうして！」
気付いたらまたいつもの笑顔に戻っていた。
____彼女の笑顔の裏にはやっぱり何かある。そんな気がした。
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ゆうな(プロフ) - m.さんのお話、めっちゃ読みやすくて好きです!!更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2021年3月26日 14時) (
レス) id: 59c519f89c (このIDを非表示/違反報告)
m.(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます（ ; ; ）私生活が忙しかったりして更新遅くて申し訳ないです…頑張ります！！！ (2021年3月20日 5時) (レス) id: 8e0303ce91 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 展開がすごく楽しみです！更新頑張ってください！！ (2021年3月7日 13時) (レス) id: eb7449c30b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：m. | 作成日時：2020年12月5日 7時
