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樹「 榊さんが話してる人って、今の生徒会長っすよね？」
翔吾「 そうそう、あれは今の会長してるほくちゃん。吉野北人って言って俺と仲ええで。」
翔平「 まこ、次からはちゃんと一緒に仕事しろよ〜？」
『…わかってるよ。』
その後、榊さんはまた小走りで何処かへ行ってしまった。
____その後、一通り練習を終えて午後8時。俺らは帰る支度をして樹が部室から出てくるのを待っていた。
そこに、同じく練習を終えた翔吾さんの彼女がやってきた。
「 翔吾〜。帰ろ〜。」
翔吾「 あ、うん。帰ろか。」
翔平「 あの、翔吾さんの彼女さん！今日ってAちゃん部活来たんすか？」
「 あ、A？今日は途中で顔出しに来てくれたよ。
学級委員の仕事と生徒会の急ぎの仕事が出来たとかで、制服のまま30分くらいボール拾い手伝ってまた戻ってったけど。怪我してるから無理しなくて良いって言ってるんだけどね…大事なレギュラーだから。笑」
翔平「 そうなんすね、ありがとうございます！」
「うん、じゃあみんなお疲れ様。笑 」
翔吾「 お疲れ様〜。お前ら気をつけて帰れよ〜。」
「「『 はい、お疲れ様です。！ 』」」
翔平「 話聞けば聞くほど、Aちゃんって凄いよなぁ。」
樹「 ほんと、俺だったら無理だわ…しんどい。」
そんな会話をしつつ翔平が自転車を取りに行くので自転車置き場に向かっていた俺たち。ふと、俺たちの教室の方を見るとまだ電気が付いていた。
まさかな……でも、本当だとしたら…？
『…俺、ちょっと忘れ物したから教室戻るわ。先帰ってて！』
翔平「 え、⁈ あ、わかった！」
樹「 …ﾌﾌｯ、じゃあ仕方ない、今日は翔平と2人で帰るか〜。」
翔平「 おい、仕方ないってどう言うことだよ！」
樹「 そのまんまだよ、早く自転車取ってこないと置いて帰るぞ〜。」
翔平「 は、ちょ、それは待てって！」
そして俺は電気が付いている教室を覗いた。
すると案の定、そこには資料をまとめている榊さんの姿があった。
『 …やっぱり、まだ残ってたんだ。』
A「 あ、慎くん！ごめんね、生徒会の急ぎの仕事が入ったりとかでまだ半分くらいしか終わってないの。苦笑 」
『 手伝うよ、俺こそ全部任せっきりでごめん。』
A「 全然大丈夫だよ〜。ありがとね！」
＿何で、こんな時まで彼女が謝ったりするのだろう。
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ゆうな(プロフ) - m.さんのお話、めっちゃ読みやすくて好きです!!更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2021年3月26日 14時) (
レス) id: 59c519f89c (このIDを非表示/違反報告)
m.(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます（ ; ; ）私生活が忙しかったりして更新遅くて申し訳ないです…頑張ります！！！ (2021年3月20日 5時) (レス) id: 8e0303ce91 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 展開がすごく楽しみです！更新頑張ってください！！ (2021年3月7日 13時) (レス) id: eb7449c30b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：m. | 作成日時：2020年12月5日 7時
