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『 Aちゃん、何か食べる？』
A「 うーん…特には、それより花火見るとこに移動しない？ …私、良い場所知ってるんだ〜。」
『 わかった、じゃあ移動しよっか。』
そう言って、Aちゃんが連れてきてくれたのは会場の海岸とは逆の小さな丘の上。
海が見渡せる場所で、人はかなりまばらだった。
A「 ここね、小さい頃に家族と来てたの。大きい音が苦手だった私のために両親がここに連れてきてくれて、ここから花火見てた。」
『 そうなんだ…。』
そう言ったAちゃんは、少し悲しそうな顔をしてから、
A「 仲のいい人にしか教えてないんだよ〜？ だから、他の人には内緒ね？」
こう、少しいたずらに笑ってみせた。
そして、少ししてから花火が始まった。
きれーーー。と言いながら花火を眺めるAちゃんを盗み見る。
彼女の綺麗な横顔は、花火の灯りに照らされていた。
『 ……ねぇ、Aちゃん。』
A「 ……ん？」
『 俺、Aちゃんに言いたいことがあって、』
A「 …………なに？」
『 俺、Aちゃんのことが、好き。』
A「 ……ッ！……」
『 Aちゃんを幸せにしたい。俺の、彼女になってくれない？』
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ゆうな(プロフ) - m.さんのお話、めっちゃ読みやすくて好きです!!更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2021年3月26日 14時) (
レス) id: 59c519f89c (このIDを非表示/違反報告)
m.(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます（ ; ; ）私生活が忙しかったりして更新遅くて申し訳ないです…頑張ります！！！ (2021年3月20日 5時) (レス) id: 8e0303ce91 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 展開がすごく楽しみです！更新頑張ってください！！ (2021年3月7日 13時) (レス) id: eb7449c30b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：m. | 作成日時：2020年12月5日 7時
