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次の日、Aちゃんは何事も無かったかのように振る舞っていた。
『 …もう、平気なの？』
A「 うん、慎くんが早く見つけてくれたおかげでもう何ともないよ！」
眩しいくらいの、嘘偽りのない笑顔でそう言われた。
きっと俺は、あり得ないくらい顔が真っ赤になっているだろう。
A「 …慎くんこそ大丈夫？顔赤いけど…熱？」
『 う、ううん…何でもない…。』
そうこうしているうちに、クラスマッチ2日目が幕を開けようとしていた。
……
女子は、2位トーナメントで優勝した。
翔平曰く、" Aちゃんは勝利の女神だ…！" らしい。
まぁ、たしかにすごい活躍してたし…そう言いたくなるのもわかる。
…北人さんとは今日はまだ一度も話していない。
俺が声をかける前にAちゃんに声をかけている所を数回見かけた。
わざわざ、壱馬さんを連れてAちゃんが出る試合全てを観に来ていた北人さん。
あれだけモテる北人さんも、Aちゃんのことが本気で好きなんだろうなぁと改めて感じた。
…そして俺たちは順当に決勝戦まで勝ち上がってきていた。
2年生のクラスが上がってきたことと俺や樹がいること、さらに…
相手が北人さんのいるクラスだと言うことも相まって、ギャラリーの数は凄かった。
大勢の生徒に見つめられる中、試合開始のホイッスルが鳴る…
…直前に北人さんに声をかけられた。
北人「 …絶対に、負けない。」
その目はしっかりと俺を捉えていて。
『 俺も負けるつもりはないっす。』
負けじと俺も北人さんを見た。
そして、ついに試合が始まった。Aちゃんも観に来てくれている。
______絶対にカッコ悪い姿は見せられない。
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ゆうな(プロフ) - m.さんのお話、めっちゃ読みやすくて好きです!!更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2021年3月26日 14時) (
レス) id: 59c519f89c (このIDを非表示/違反報告)
m.(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます（ ; ; ）私生活が忙しかったりして更新遅くて申し訳ないです…頑張ります！！！ (2021年3月20日 5時) (レス) id: 8e0303ce91 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 展開がすごく楽しみです！更新頑張ってください！！ (2021年3月7日 13時) (レス) id: eb7449c30b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：m. | 作成日時：2020年12月5日 7時
