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迎えたクラスマッチ1日目の朝。
俺と樹は体操服を着て通学路を歩いていた。
樹「 今日、楽しみだなぁ〜。」
『 珍しいね、樹があからさまに学校行事に心躍らせてんの。』
樹「 まぁ、待ちに待った北人さんとまこっちゃんの直接対決の日だし？」
『……なるほど、そーゆーことか。』
樹の言う" 直接対決 "が、正直まだピンときてないがきっと樹の想像しているような面白いことは起こらない……と思う。
教室に入ると、いつもと違ってお祭りムードが漂っていた。
しかし、教室を見渡してみてもAちゃんの姿はなかった。
翔平「 おはよ〜！ 今日はついにまこの直接対決の日だなッ。」
『 翔平まで、またそれ言うのかよ…。』
翔平「 あ、あとAちゃんならたぶんクラスマッチの準備に行ってっからここにはいねーよ？」
『 ッ…別に探してねーし…。』
樹「 その反論、説得力無さ過ぎ。笑 」
そして、HRが始まる5分前にAちゃんは姿を現した。
担任「 みんな、優勝目指して頑張ろうな〜。怪我だけはしないように気をつけろよ。 あと、時間あったら男子も女子もお互いの応援行ったりするんだぞ。
じゃあ、1日目頑張ろ〜。」
担任の何とも言えない緩い話を聞いた後、俺たちは開会式のためにグラウンドへ向かった。
開会式は話が長いからいつもは基本スルー…するのだが。
「 生徒会長挨拶、吉野北人さんお願いします。」
今日はやけに、" 吉野北人 "という名前に反応してしまう自分がいた。
顔を上げると、挑発的な表情の北人さんと目が合った気がした。
たぶん気のせいでは無いんだろう。
話は右から左へと流れていったが、あの最初の挑発的な表情が忘れられなくて、終始北人さんをぼんやり眺めていた。
開会式が終わった後で、
翔平「 なぁなぁ、北人さんさ、挨拶する時にちょいちょいまこの方見てなかった？笑 」
樹「 俺も思った、Aちゃんは生徒会で前に並んでるからこっちのクラス見る意味あんのかなぁ〜とか思ってたけど、まこっちゃんのこと見てたよねあれ。笑 」
『 …たぶん目合ったと思う。すげー挑発された感じ。』
翔平「 初っ端から面白すぎるだろそれ！笑笑 」
____ いよいよ直接対決の幕開けらしい。
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ゆうな(プロフ) - m.さんのお話、めっちゃ読みやすくて好きです!!更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2021年3月26日 14時) (
レス) id: 59c519f89c (このIDを非表示/違反報告)
m.(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます（ ; ; ）私生活が忙しかったりして更新遅くて申し訳ないです…頑張ります！！！ (2021年3月20日 5時) (レス) id: 8e0303ce91 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 展開がすごく楽しみです！更新頑張ってください！！ (2021年3月7日 13時) (レス) id: eb7449c30b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：m. | 作成日時：2020年12月5日 7時
