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今すぐにでも腕の中に閉じ込めて思いっきり抱きしめたいと動いたその手を必死に止める。
好意を寄せている相手からこんなことを言われて耐えられている自分は今人生で1番頑張っているのではないか。そう思った。
｢…ほんっとに…｣
｢…｣
｢馬鹿じゃないんですか、本当に！｣
｢わっ｣
耐えた代わりに、大きな声が出た。
｢ご…ごめん…？｣
｢何謝ってるんですか、なんでそんな…っ……可愛いんですか｣
｢え〜…｣
｢…………………分かってますか？アンタのことを好きなヤツがずっと一緒にいるってことですよ、俺だって、ずっと抑えられるわけじゃない｣
｢…うん｣
爆発した感情はとめどなく溢れて、内側に収まりきらなくなる。
少し嬉しくて、でも何だか泣きそうな、よく分からない表情になりながら若はぼろぼろ吐き出していく。
｢アンタに、何するか分からないだろ…｣
Aは気付いた。
二人称が変わっていた。彼はずっと丁寧に話そうとしてくれていたのだ。
そこまで気遣いのできる彼を、信じないなんてことは不可能に近い。
それだけじゃなく、素が現れたことが嬉しかった。
｢大丈夫だよ｣
｢何を根拠に……｣
｢私が一緒に住むって言い出したんだから、日吉くんが何かしそうになったなら、それは私の責任｣
｢またそんなこと言って…｣
｢その何かっていうの、あんまりよく分からないけど｣
｢やっぱり変なとこで鈍いですよ、アンタ｣
｢…そうかな？｣
そうして、微笑んでから、Aは若の頭を撫でた。
｢子供扱いしないでください｣
｢あはは、ごめんね｣
嫌なら振り払ってくれていいのに。
そう思いながら、Aは彼のサラサラの髪を触る。女子顔負けの艶。細めの毛。
｢……い……いつから来るんですか｣
｢どうしようかな…明日は急すぎるし……週末？｣
｢…分かりました、伝えておきます｣
｢楽しみだね｣
｢たのっ…………ええ、まあ。そうですね｣
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よっちゃんイカ(プロフ) - コメント失礼します！続きが気になりますぅ！ (2021年10月15日 12時) (
レス) @page36 id: bd5008a586 (このIDを非表示/違反報告)
一琳 - やっぱり好きだーー！いつ見てもすきだー、明日学年末テストだー、いやだー！『しつこいですよ。先輩』って小説書いてます！暇なら読んでください！(急な告知)(笑) (2020年2月27日 0時) (レス) id: d3ba7ac342 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - 黒瀬さん» アア〜！！！ありがとうございます嬉しいです！！！私も好きです！(え！？)ありがとうございます！ (2020年2月20日 7時) (レス) id: b107436f56 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - す、好きです〜〜！！！！(突然の告白)キュンキュン通り越してギュンギュンしてます…むり…体調に気をつけて、更新頑張ってください！！ (2020年2月19日 23時) (レス) id: 8cdd57f528 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - 一琳さん» ありがとうございます！最高なんて言葉もったいないですが、嬉しすぎるので素直に大喜びしています！！！！！！ (2020年2月14日 0時) (レス) id: b107436f56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し | 作成日時：2020年1月23日 2時
