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｢跡部くん｣
｢なんだ｣
｢日吉くんって今日朝練来てた？｣
時間は進み、昼休み。
移動教室や外での体育の授業で校内でも必ず1回は若の姿を見るはずなのだが、今日はまだ見かけていなかった。
｢お前…聞いてなかったか｣
｢え？｣
｢日吉なら熱で倒れて保健室だ｣
｢え！？｣
そういえば今日は彼に起こされなかった。
自分が爆睡して気付かなかっただけだと考えていたが、もしかしたら体調不良で起こそうと思えなかったのかもしれない。
｢行ってやったらどうだ｣
｢も、もちろん……ありがとう跡部くん｣
昼休みの残り時間も少ないが、そんなことは気にせずAは保健室へ駆け足で向かう。
保健室のドアを勢いよく開けて、ベッドのカーテンも雑に開く。
横になっている、驚いた顔をした彼がいた。
｢日吉くん？！｣
｢！？………びっくりしましたよ…｣
｢……げ…………元気…？｣
｢そんな風に見えますか｣
｢……見えない、顔真っ赤だし｣
ぐっすり寝てしまっていたのか、寝癖がついている。
可愛いからそのままにしておこうと思いながら、Aはベッドの傍の椅子へ座った。
｢なんで来たの、学校｣
｢…このくらい大丈夫だと｣
｢大丈夫じゃないよ全然…朝練は休んでも良かったんじゃない？……日吉くんがテニスにどれだけ熱を注いでるのかは知ってるけど、今日のは流石に｣
｢節度がないわけじゃないですから｣
｢分かってるってば…日吉くん、そういうところあるよね、意地っ張り｣
｢悪いんですか｣
｢ううん、悪いとは言ってないけど｣
｢…………｣
熱のせいか、意地っ張りのレベルがいつもより増している若の頭をよしよしと撫でて適当になだめる。
やめてくださいという表情をしている割には抵抗はしてこないので、これもまた可愛いと感じるのであった。
｢たまには素直になってね、今日みたいになっちゃうから｣
｢…｣
｢ふふ、分かってくれてるんだよね、知ってるよ｣
｢………アンタと喋ってると熱が上がる気がします｣
｢えー｣
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よっちゃんイカ(プロフ) - コメント失礼します！続きが気になりますぅ！ (2021年10月15日 12時) (
レス) @page36 id: bd5008a586 (このIDを非表示/違反報告)
一琳 - やっぱり好きだーー！いつ見てもすきだー、明日学年末テストだー、いやだー！『しつこいですよ。先輩』って小説書いてます！暇なら読んでください！(急な告知)(笑) (2020年2月27日 0時) (レス) id: d3ba7ac342 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - 黒瀬さん» アア〜！！！ありがとうございます嬉しいです！！！私も好きです！(え！？)ありがとうございます！ (2020年2月20日 7時) (レス) id: b107436f56 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - す、好きです〜〜！！！！(突然の告白)キュンキュン通り越してギュンギュンしてます…むり…体調に気をつけて、更新頑張ってください！！ (2020年2月19日 23時) (レス) id: 8cdd57f528 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - 一琳さん» ありがとうございます！最高なんて言葉もったいないですが、嬉しすぎるので素直に大喜びしています！！！！！！ (2020年2月14日 0時) (レス) id: b107436f56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し | 作成日時：2020年1月23日 2時
