モノクロ２＜ARS＞ (ページ4)

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雅「ちゃんといい子でお留守番しててよ？わかった？」

潤「Aだって子供じゃないんだから…(笑)」

雅「松潤は心配じゃないの！？」

智「やっぱAも連れてく。俺の部屋に泊まらせる」

和「おじさんに襲われちゃうから俺の部屋にします？」

翔「はは、ニノの部屋も充分危ないわ」

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「…みなさん、遅れちゃいますよ？」

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この騒ぎはなにかと言えば

今日から大阪で嵐のイベントがあるらしくて

みんなは一泊二日してくるみたい

心配性の彼らは出発前まであーだこーだ言ってて

マネージャーさんを困らせてます(笑)

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潤「寂しくなったら電話しろよ？」

和「なにその彼氏ポジション(笑)」

潤「誰にもあげたくないなそれ」

「…//へっ、変なこと言ってないで早く出発してください//」

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みんなが渋々車に乗り込んでく中

まーくんだけ足を止めてこっちを見た

雅「…Aは俺らと離れて寂しくないの？」

「い、いや、そういうわけじゃ…」

雅「じゃー、行ってきますのハグねっ」

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え？って思った瞬間

ぎゅううって抱きしめられた

背が高い彼の胸の中は広くて

私の身体はすっぽり入ってて

でも案外すぐ離れてったまーくんは

キラキラしてる満面の笑みで

雅「よっしゃ、やっとぎゅーできた！！」

なんてよくわからないことを言いながらガッツポーズしてた

雅「いってきますっ！！！」

「頑張ってくださいね、いってらっしゃい！」

抱きしめられて赤面したこと

なんか言われなくてよかった

なんて思ってみたり

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そして

空っぽになった家で

なにしようか考えてたら

一本の電話が鳴った

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