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「くしゅっ…！」
風邪、ひいたのかな
それとも、噂話？
鼻をゴシゴシして、洗い物を再開すると
リビングで新聞をバサッと広げる音がした
翔「可愛いくしゃみ(笑)」
「しょ、翔くん//」
翔「風邪ひかないように気をつけろよ？」
翔くんがニヤリと口角を上げて、また新聞に目を落とした
もうすぐ、私の誕生日で
5人は休みをとって祝ってくれるみたいで
皆がなんだかソワソワしている
なんだか幼児のサプライズを見守る幼稚園の先生になった気分
風邪ひかないようにしなきゃ、と意気込んでお皿を拭こうとしたのに
「…っくしゅっ！」
不意にくしゃみが出たせいで、危なくお皿を落とすところだった
潤「今のA？」
智「可愛いくしゃみだった」
私のくしゃみのせいで、別室にいた2人が集まってきた
やだやだ、恥ずかしい！
鼻を押さえながら、興味津々でこっちを見る2人を睨んでしまう
「うー…、こっち見ないで…」
智「…」
潤「…」
翔「…」
3人が直立不動で私を見つめるから、さらに恥ずかしくなって顔が熱くなった
3つのイケメンが、読めない表情でこっちを見てる…
「あっ、あの…」
智「…お前はなんだ、無意識にムラムラさせる天才か？」
潤「何が起きたかわからないレベルでキュンッてきた」
翔「…反則だろ」
「なにがで、…ふぁ、くしゅっ！」
くしゃみが止まらなくて、涙目になってしまう
うう…風邪だけはひきたくないのに…
潤「あったかいスープ作ってやる」
翔「俺のブランケット貸すから」
智「俺、抱き枕になってあげるね」
くっついてこようとする智くんを必死で止めた
「移っちゃいますから！」
智「大丈夫だよ、Aが可愛いから」
「冗談言わないでくださいっ…」
お腹に腕を力強くまわされて、ぎゅうって捕獲
熱かった顔が、さらに熱くなった気がした
智「Aのことちゃんと祝いたいから、しっかり治して？」
「さ、…としく…」
智「俺に移ってもAの風邪はへーき」
潤「…人がスープ作ってる時に、いちゃいちゃですか」
翔「俺もさせてよ、智くん！」
智「だめ、これは俺の特権」
智くんの男っぽい熱い眼差しが、ドクン、と全身を貫いてきて
頭がクラクラした気がした
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ゆめ - 私的にはさとしくんと結婚して欲しかったなーって感じです（笑） (3月15日 14時) (
レス) @page42 id: 3dc3e53296 (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - 読み終わりました。5人に愛されて羨ましい〜 (2021年12月5日 20時) (レス) @page42 id: cc7865b69e (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 3回読み直しました！笑 ドキドキワクワクで何回読んでも飽きない大好きな作品です！ (2020年3月23日 16時) (レス) id: 2958855b9d (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 今まで読んだ占ツク作品で一番感動しました！ 最後にキスしたのは、ニノだと思います(願っています)。 (2019年8月12日 21時) (レス) id: 395b1ced10 (このIDを非表示/違反報告)
おふ - まじで映画化してほしい (2019年2月2日 1時) (レス) id: 54d489ca52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まれ
| 作成日時：2017年6月10日 23時
