不器用な君。 ◇Jun.M◆ (ページ7)

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７、あのページ7

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今日、早速委員会があるらしい

潤くんに今日から帰れないこと言わなくちゃ…

その前に

潤くんの顔どうやって見よう

迷惑…かあ

間接的に聞いたから意外とダメージが大きい

別れたほうがいいのかなあ…

和「んふふ、すげー顔(笑)」

「…」

和「あなたねえ、俺に感謝したほうがいいよ？」

「はい？」

和「あの委員長の補佐できるなんて…女にとって最高のポジションだよほんと」

「そんなにすごいの？」

和「…はあ？！」

二宮くんがよく通る声で叫ぶ

教室にいるクラスの人たちが一斉に振り向いたから

恥ずかしくて二宮くんの腕を咄嗟に掴んだ

「もう…///うるさいっ///」

和「…いやだって、あの人知らないなんて…え？バカなの？」

二宮くんが子犬にみたいな目で見つめるから

ああ、こうやって女の子をイチコロにしてるんだなって

軽く納得

和「ま、いいけどさ、…松本くんさっきからそこにいるよ？」

え？

慌てて二宮くんの腕を離して

遠ざかる彼の背中を追いかけた

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