不器用な君。 ◇Jun.M◆ (ページ40)

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４０、仕返しページ40

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潤「…言っとくけど、俺」

潤くんが、また、私を抱きしめ直して呟いた

潤「…お前と反対の気持ちだから」

反対…？

反対ってことは

私は、別れたくないし、潤くんのことが好きだから…

潤くんは、別れたいし、私のこと好きじゃないんだ…

わけわかんないよ…

「…ひく、っ…うう……」

潤「…え、なんで泣くの！？」

袖で涙をごしごししようと思ったけど、抱きしめられててできなくて

その代わり、私の落とした涙が、潤くんの腕に落ちた

「だ、って、…潤くんは、っ、私のこと嫌いでしょ、…？なんで、こういうことするの…？」

潤「はぁ！？だって、…俺は反対の気持ち…」

そこまで言って、潤くんは後ろから私を覗きこんだ

ちか、近いってば///

潤「…え？俺の事嫌いになったんじゃないの？」

どうしてこんなに食い違うんだろう

潤くんのこと、嫌いになったなんて一言も言ってないのに

「…潤くんのこと、…好きだよ」

そう言ったら、チッて舌打ちした潤くんが

ぱって体を離したと思ったら

正面から思いっきり抱きしめられて、潤くんの胸の中にダイブ

「わっ…//」

潤「俺も、Aと同じ気持ちだよ」

背中にまわった腕が

潤くんの匂いが

ぴったりくっついてる体温が

なにより、同じ気持ちって言ってくれたことが

苦しいくらい、嬉しいよ

大好きだよ、潤くん

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潤「キスしてもいい？」

「…っ！？！？」

潤「だめ…？」

そんな、待って

キスってキスって…///

だけど、ちょっぴり仕返ししちゃおう

「…好きって言ってくれたらいいよ？」

そう言ったら、潤くんの体温がぶわぁって急上昇した

なんだかおかしくて、クスって笑ったら

潤「好きだよ」

不意打ちで、ぐいって唇が合わさった

…全神経がくちびるに集中して

ふって離れたと思ったら、もう1回重なった

ドキドキしすぎて、顔が沸騰しそう

そんな私を見て、潤くんがぷって笑ったの

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