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dt「俺たちは家にいるけど、お昼は冷蔵庫にあるからね」
nb「家というか、下のカフェだけどな」
「康二！辰兄と手つなご」
kj「康ちゃん。照にいとつなぐぅ！」
『ふっはw』
「え、泣いちゃう」
kj「まあ、しょうがないから繋いでもええで」
『んじゃ、行きますか』
康二を家の近くの幼稚園に送っていく
誰かが休みでも仲良しの友達がいるから行きたいんだって。いい事だよね。
「康二は幼稚園好き？」
kj「康ちゃんな！幼稚園好きやよ！あんな、あんな！大ちゃんがな」
『可愛いって子だっけ？』
kj「おん！大ちゃん女の子みたいなんよ」
『康二の友達って関西から来た人多いよな』
「だから関西弁なんだよね」
『あ、そろそろ着くわ』
「康二。じゃあ、お友達と仲良くね。喧嘩したらめだぞ」
kj「おん！康ちゃん喧嘩せーへんもん！」
「辰兄と約束できる？」
kj「できるで！」
「さすが、俺の弟だわ」
辰兄は康二のあたまをくしゃっと撫でると、背中を押した。
『じゃあ、康二行ってらっしゃい』
「幼稚園終わったら迎えいくからな」
kj「いってきまーす！」
康二を見送って、帰ろうとした時
「うえーん………うえーーん…ママァ…」
『ん？』
「誰か泣いてるな」
辰兄は泣いてる女の子の方に走っていった
こういう行動力すげーよね
「どうしたの？」
ﾓﾌﾞ「いたぃいたぃ」
『ん？』
膝を見ると転んだのか擦り傷がついていた
「あらー…痛いね…」
ﾓﾌﾞ「うん…」
「じゃあお兄ちゃんが魔法かけてあげる」
そう言うと辰兄はポーチから消毒液と絆創膏を取りだした。
「ちょっと染みるねー」
女の子の手当を手際良くしてって、辰兄って小児科医だったって思い出した
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作者名：なつみかん | 作成日時：2021年7月25日 12時
