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91:番外・ピンの話 ページ42

修学旅行最後の夜、私は寝るために荷物を整理していた

明日の朝が楽になるように今出来ることを終わらせておく





中村「消灯といきたいけどやっぱり枕投げでしょ〜」


片岡「よし!じゃあ2チームに分かれて!」


速水「A行こう」


『うん‥‥あ、これ』





鞄を閉め、皆の所に行こうとしたとき何かが入っていた

取り出すとそれは小さな紙袋であまり重さはなかった

花柄のテープを剥がし手のひらに入っていた物を転がり出した

中に入っていたのは小さな蝶の付いた金色と紫が特徴のピン





倉橋「わ〜、蝶のピンだ〜!」


矢田「可愛い!Aちゃんに似合いそうだね!」


『でも何で‥‥』


速水「あのね」


中村「彼氏さんが無くしたピンの代わりになれば‥‥ってね」





蝶の羽は透き通った紫でピン本体と同じ金で模様が描かれていた

無くしたピンと少し似ていてとても可愛らしい

私はそれを畳んで置いていた制服の上に置いた

明日付けるためにだ





茅野「凄い良い彼氏だね、千葉君」


不破「これは漫画にも無い展開だね〜」


原「それはどのジャンルの漫画!?」


狭間「何だか気分が悪いわ」


神崎「ふふっでも良かったね」


『ん‥‥枕投げやろっか!』


奥田「そうですね!」


中村「照れちゃって〜」


『うるさい‥‥』





朝になり窓から射し込んだ朝日でピンに付いた蝶は鮮やかに輝いた

準備をし、鏡を見て前髪にピンを付けた





千葉「え、あ、それ」


『まぁ‥‥あり、がと』





それから私は長い前髪を分けるようになった


勿論このピンを愛用している

92:委員長の話→←90



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ラト(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます! (2017年2月4日 20時) (レス) id: a5103309d5 (このIDを非表示/違反報告)
ラト(プロフ) - 蛇華神 八岐大蛇さん» ありがとうございます!文才は逆にいただきたいですね‥‥ははは‥‥ (2017年2月4日 20時) (レス) id: a5103309d5 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 更新頑張って下さい! (2017年1月14日 10時) (レス) id: 072fd93e09 (このIDを非表示/違反報告)
蛇華神 八岐大蛇(プロフ) - 千葉君大好きです、愛してます!更新頑張ってください!そして俺にも文才を分けてください!いま書いてる小説が駄作になって困ってますw (2016年12月31日 19時) (レス) id: e4d2868707 (このIDを非表示/違反報告)
ラト(プロフ) - 如月さん» ありがとうございますぅぅぅぅ!!!最高ですよね!!! (2016年8月20日 11時) (レス) id: a5103309d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヤト | 作成日時:2015年12月17日 0時

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