検索窓
今日:1 hit、昨日:22 hit、合計:34,590 hit

78 ページ29

〜IN男湯〜





ここは男湯、狭いようで狭くない



壁にある鏡に向き合いシャワーを浴びる、ちなみに言うと隣は女湯



勿論覗きやらをしようとした岡島には鉄槌をくだした、業が



やはり修学旅行とあってか二日目の今でもテンションが凄い



寺坂なんて業に石鹸で転ばされたしな





「あー酷い目にあった‥‥」



『お前の自業自得だろ』



「千葉の彼女いるしなー」



『まぁ‥‥それも』





一つしかない大きな湯船に浸かる



いくら楽しかったとはいえ、肉体の疲労は別だ



声を抑え、ゆっくりと肩まで身体を沈めた





「そーいやずっと気になってたんだけどさ

千葉っていつからAと付き合ってんの?」





少し離れた俺に聞こえるように声を出したのは前原だった



磯貝と行動していたらしく隣に座っている(幸せそうに)



後ろを向いていたので、応えるためにその方向へ動く





『大体で「そう言えばAちゃんって千葉君といつ頃付き合ったの?」‥‥』



「調度向こうも言ってんじゃん

以心伝心かもね」



『業‥‥今のは倉橋だろ』





渚と共に風呂に入ってきた業に応える



その顔はいつもの顔ではなく少し悲しげだった



罪悪感が込み上げてくる





「まぁまぁ〜‥‥やっぱり風呂と言ったらこれでしょ!」



「はっ‥‥ちょ、やめ、くすぐっ、たい‥‥!」





が、この声により消された



声の主が誰か判ったところで顔が赤くなりすぐに風呂からあがった





「おーやおやおや‥‥千葉さーん?

愛しの彼女さんの、しかもちょいとヤバそうな声が聞こえましたよ〜?」



『黙ってろ岡島、もう上がるから』





素早く扉を開け、更衣室へ入る



力任せに閉めた引き戸がピシャッと大きな音を発てた



ふと鏡を見ると前髪がずれ、目が見えていた



俺は早く髪を乾かすため、旅館側が用意した服に着替えた

79→←77



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (55 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
81人がお気に入り
設定タグ:暗殺教室 , 千葉龍之介 , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ラト(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます! (2017年2月4日 20時) (レス) id: a5103309d5 (このIDを非表示/違反報告)
ラト(プロフ) - 蛇華神 八岐大蛇さん» ありがとうございます!文才は逆にいただきたいですね‥‥ははは‥‥ (2017年2月4日 20時) (レス) id: a5103309d5 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 更新頑張って下さい! (2017年1月14日 10時) (レス) id: 072fd93e09 (このIDを非表示/違反報告)
蛇華神 八岐大蛇(プロフ) - 千葉君大好きです、愛してます!更新頑張ってください!そして俺にも文才を分けてください!いま書いてる小説が駄作になって困ってますw (2016年12月31日 19時) (レス) id: e4d2868707 (このIDを非表示/違反報告)
ラト(プロフ) - 如月さん» ありがとうございますぅぅぅぅ!!!最高ですよね!!! (2016年8月20日 11時) (レス) id: a5103309d5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ヤト | 作成日時:2015年12月17日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。