恋愛相談人の夏油くんが私の恋を諦めさせようとしてくる【呪術廻戦】

恋が8つ ページ9

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夏油「ここで選ぼうか」

『何を？』

夏油「何って君の服を選ぶんだよ」

『え?!でも夏油くんも何かしらの用事があってここに来たんでしょ？悪いよ…』

夏油「いや私の用事はもう終わったから大丈夫だよ」


どんな用事だったんだろう…何かを買ったわけでも無さそうだし


夏油「そん事よりこれはどうかな」

『わぁ！可愛い！』


って気づいてなかったけどこれって実質デートだよね?!


『(そう思うと緊張してきた！)』

夏油「A？」

『へい!!』


ヤバっ変な返事をしてしまった


『何？夏油くん』

夏油「これ試着して欲しいんだ」

『へ？』


夏油くんが出してきたのは黒のワンピースだった
私が着ているワンピースとは真逆だ


夏油「君にはこれが似合うと思って」

『そうかな？わかった！着てみるよ』


これって夏油くんカラーだよね？なんか嬉しい

まぁそう言っちゃうとほとんどの人類に当てはまるけど…

まぁ細かい事は気にしないでいこう！


『どうかな？』

夏油「うん凄く似合うさっきのとは比べ物にならないくらいにね」


そこまで似合ったなかった？しばらくあのワンピースはタンスの奥かな…


『ありがとう夏油くん！』

夏油「…っ！」


夏油くんは一瞬だけ顔を顰めたがその後すぐ笑顔に戻った

どうしたんだろう？


夏油「好きな人とのデートの時それを着ていったらいいよ」

『本当に?!』


夏油くん(本人)からのお墨付き！絶対にいけるでしょこれは！


夏油「多分もうデートは無理になると思うよ」

『なんで？！！』


そっちの方の意味？！


『はぁ…まぁ買うけどさ』


私は元の服に着替えようとした時…


夏油「ならそのまま帰えろう」

『え？』


夏油くんがいきなりそう言ったきた


『別にいいけど…』

夏油「なら店員さんこの服買いますカードで」

『え？私カードなんて持ってないよ？』

夏油「私が払うから問題ないよ」

『マジで言ってる!?』


ていうか高校生でカードなんて持ってるの??凄くね？


『悪いってちゃんと自分のお金で払うよ』

夏油「あぁもう払っちゃった」

『マジで言ってる？？』2回目


えー……罪悪感が半端ないんだけど…


『なにかお礼させてくれないかな？』

夏油「なら今度一緒に出かけないかい？」

『へ？』


いいの？それ私にとってご褒美だよ？


『それぐらいだったら…』

夏油「なら今度の休みにねまた色々あるかもしれないからメール交換しよう」

『うん！』


好きな人のメールゲットしました




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