明るい星と暗い太陽 (ページ4)

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Aside

優斗「なぁ、やっぱりAなんかあったっしょ」

用事を済ませて

席に戻ってくると、

最近、座席が隣で仲良くなった優斗が

クリクリな目をこちらに向けて、首を傾げた

「なんかって？」

優斗「喋ってても、意識がどっか行ってるっていうか、」

「そうかなー」

そんなことないんだけど。とか、呟いてみるけど

本当はめちゃめちゃ自覚済み、

だって

優斗と話してると、

位置的に

どうしてもその先にいる、彼のことが気になって……。

蒼弥「たぶんそれ、優斗の話興味無いだけだよ」

どこからがいきなり現れて

ヒョイっと、顔を優斗の肩に乗っけたガリさん

「あ！！それ正解！！」

「優斗、話長いんだもん」

丁度いいタイミング！！ありがとう！

誤魔化そうと、言い訳を探してみたけど

なんにも思いつかなかったから、、

ガリさんに心で手を合わせながら

上手いこと、その助け舟(私が勝手に思っているだけだけど)に乗り込んだ

優斗「え！！俺のせい？！！！」

愛唯「そうだね、これは優斗のせい！」

龍斗「声もでかいし」

優斗「ちょ、それは関係ねぇ！」

蒼弥「その声がでかいんだよ」

「さすが野球部主将候補だねー」

優斗「おい！それバカにしてんだろ！！」

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