幼馴染み卒業希望【東海オンエア】 (ページ19)

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じゅうはちページ19

お弁当を食べ終わり、それぞれ教室へ戻る。
授業は一瞬に感じた。
部活に行くと、りょうとゆめまるはもう来ていた

『お疲れ様でーす』
り「お、来たか来たか」
ゆ「Aおつかれー」
て「てっちゃんも来たよー！！」
り、ゆ「………。」
『Aちゃんが来たよー！！』
り「おうおう、よく来た！」
ゆ「さ、一緒に準備しよっか！」
て「おい」
『ごめんごめん笑笑』
り「いや、Aは可愛い」
ゆ「てつやも早く準備して！」

今、可愛いって言った？？？？？
私の中の全細胞たちよ、
聞きましたか？
大好きな人からの可愛いですよ。

り「A？ボトル作るでしょ？」
『あ！ごめん！今行く！』

走ってりょうの隣に行く。
いつも通り2人でボトルを作る。

り「ねぇ、さっきのやつもっかいやって」
『なに？さっきやつって』
り「あの、Aちゃんのやつ」
『無理、あれ激レアだから』
り「幼馴染みからのお願いー！」
『嫌だよーだ！』
り「えー。じゃあ、何でも言うこと聞くから！」
『は、そんなに！？笑』
『部活終わるまで考えとくね笑』
り「うん、約束だから」

指切りしよ、と言って手を出してくる。
細長い小指に自分の小指を絡める。

り「指切りげんまんっ」
　「嘘ついたら、針千本のーますっ」
　「指切った！」
『久しぶりにやった、これ笑』
り「じゃ、行こ！」

たかがこんなことに、
指切りなんて。
そんなおちゃめな所も好きだよ。
愛しくて、たまらないよ