第百八話 ページ42
Aがアスタにそう言ってゾラと共にアスタの前に立ちはだかる
キルシュ「貴方にもう昔の強さは無い!そんな一人の人間のせいで行動できない貴方には!」
貴方?『...そうかもしれんな、自分の感情に流されるなんて、暗殺者として名折れだ』
キルシュ「ならそこをど『だが!!』っ!?」
貴方『母が言っていた。我の守るべき者を見つけたなら、自分を捨ててでも守り抜け...と、闇創成魔法"大鎌"生成』
Aが大鎌を手に持ち、キルシュとソルを迎え撃とうと魔導書を同時に三冊開く
ソル「一気に三冊も...!?あんた本当に人間!?」
貴方『さぁな、人では無いかもしれん...雪魔法"ブリザードロンド"』
キルシュ「また桜が...!そこまでして貴方が守らねばならないんですか!!その男は!!」
キルシュが扇でゾラを指す。それをAはすかさず盾になるように前に出る
貴方『...今は本能に従うだけだ、"全てを無に帰す雷よ、我が敵に裁きを"』
Aがそう唱えると突如として空が暗くなり雷が鳴り始める
キルシュ「っ...!?こんなの反則じゃないか...!!」
ソル「そんな事言ってる場合!?あんなの受けたら死んじゃうわよ!!」
貴方『...負けを自ら認めるのであれば、ここは見逃してやろう』
キルシュ、ソル「「...はっ!?」」
Aの意外な提案によりキルシュとソルが気の抜けた声をあげた。ソルは頭を抱えて考えていたが、キルシュは口を開けて呆然としていた
キルシュ「番犬が、見逃すなんて...」
貴方『...小僧、相手の弱点はゴーレムの中だ』
アスタ「はっ!了解です!!どぉりゃぁ!!」
アスタがAに言われ、足が止まっていたソルのゴーレムを真っ二つにした。
審判「魔昌石破壊!!Bチームの勝利ー!!」
審判がBチームの勝利を宣言した瞬間にAが空を晴らした
貴方『これで恐れるとは...我の飼い主の器では無いな』
ゾラ「A...本当に俺の事が分からないのか?」
貴方『...すまないが、我の記憶にはお前はいない』
ゾラ「そうか...取り敢えずヤミの旦那の所に行こうか」
貴方『分かった』
Aはゾラに誘導され、ヤミ団長やオーヴェンの元へ連れていかれた
ヤミ、オーヴェン「「.....」」
貴方『...何だ、我に何か言いたい事でもあるのか』
ヤミ「...戻った?」
オーヴェン「いや、戻りすぎなのでは?」
ゾラ「でも俺に何もしてこなかったし...」
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kokomi@ゾラ推し(プロフ) - 杏珠さん» 杏珠様!コメント有り難う御座います!ストーリーを好きと言ってもらえるの凄く嬉しいです!!これからも最低週一で更新していくので、待っていてもらえると嬉しいです!本当に有り難う御座います!!(o≧▽≦)ノ (2020年3月25日 17時) (レス) id: 4c04000691 (このIDを非表示/違反報告)
杏珠(プロフ) - コメ失礼します。ストーリーめっちゃ好きです(*´ω`*)更新楽しみにしてます(〃ω〃) (2020年3月25日 17時) (レス) id: d45b100f1b (このIDを非表示/違反報告)
kokomi@ゾラ推し(プロフ) - 夢竜さん» 夢竜様!コメント有り難う御座います!本当にそういってもらえるとテンション上がります本当に有り難う御座います....(;ω;`*)早めに書き上げます( ;∀;) (2020年3月21日 11時) (レス) id: 4c04000691 (このIDを非表示/違反報告)
夢竜(プロフ) - ゾラさんと夢主君がくっつくの楽しみにしてますね! (2020年3月21日 11時) (レス) id: 2674e8aa46 (このIDを非表示/違反報告)
kokomi@ゾラ推し(プロフ) - dacybanny5504さん» dacybanny5504様!コメント有り難う御座います!そう言って頂けると作者の感謝感激雨あられです!!本当に嬉しいです!!ずっと応援だなんて.....嬉死しますっ!!! (2020年3月15日 18時) (レス) id: 4c04000691 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kokomi@ゾラ推し | 作成日時:2020年2月29日 10時