第九十話 ページ14
ゾラを信じて目を瞑り、消えた奴の気配を探る。だが、集中する必要もなくなったかもしれない
貴方『...カウンター罠か、やるねぇ』
目を開けた俺の視界に入ってきたのは、俺の後ろでアスタを守ろうとしていたミモザと、自分の魔法で倒された哀れな奴らだった
貴方『...やぁザクス、お前の魔法は大成功さ。助かったよ』
俺はカウンター罠が正常に発動したのを確認しに来たゾラに手を振る
ゾラ「あぁ、うまくいったみてーで何よりだ」
ミモザ「...これは、一体、どういうことですか...？」
アスタに治癒をしながら今の状況に困惑するミモザに見向きもせず、ゾラは相手の魔昌石へと向かう
ゾラ「いや〜流石は上級者魔法騎士だ。さっきので魔昌石も壊れると思ったのに...魔昌石の破壊を防ぎ、しかも自分もまだ意識を保っているとわねぇ...エライエライ」
貴方『....』
ゾラ「まぁ魔昌石もアンタもどっちももう虫の息みてーだけど。さ〜〜て、まだ何があるかわかんねーから最短距離で魔昌石壊しに向かわねーと」
ゾラはそう言いながら男の背中を踏んで進んでいく。あっ、羨ましいとか思ってないよ？俺はMじゃないから
貴方『...待てザクス！』
ゾラが男を罵倒し魔昌石を破壊しようとした刹那、真横から氷の刃が迫ってきた
ゾラ「なっ...！？あいつは最初に落ちたじゃねーか！！まだ生きてのか！！」
ゾラは相手の魔昌石から素早く距離を取ろうとした。だが、踏まれていた男に足を捕まれ後ろに転んでしまう
ゾラ「チッ！離せ！」
男「誰が離すか！このままやられっぱなしでいられるか！！」
迫り来る氷の刃、これはもう俺が出るしかないな。多少ならいける筈、多分！！
貴方『お前ら二人共動くなよ』
ゾラ「A！お前も早く逃げっ『黙れ』っ、お前...！」
貴方『闇創成魔法"極大盾"生成！』
何とか俺の身長の三倍くらいの盾を瞬時に生成できた。だがこれは恐らく破られる。なにせ短時間でイメージも固まらずに作ったから
貴方『...おらっ！向き変えれば少しは反れるだろ！こいやぁ！』
ギリギリ間に合った極大盾を少しは斜めにずらした。そして俺の予想は当たり、刃はかなりそれていった、が...
貴方『しまっ...ゾラが避けれられない...！』
男に足を捕まれ後ろに倒れてしまったゾラの方に氷の刃が向かう。それと同時に、勝手に俺の身体が動く
貴方『間にっ...あったぁぁ！！！よっしゃい！！』
ゾラが刃に当たりかけた瞬間に俺が抱きしめたため、何とかゾラは無傷で済んだ
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kokomi@ゾラ推し(プロフ) - 杏珠さん» 杏珠様！コメント有り難う御座います！ストーリーを好きと言ってもらえるの凄く嬉しいです！！これからも最低週一で更新していくので、待っていてもらえると嬉しいです！本当に有り難う御座います！！(o≧▽≦)ﾉ (2020年3月25日 17時) (
レス) id: 4c04000691 (このIDを非表示/違反報告)
杏珠(プロフ) - コメ失礼します。ストーリーめっちゃ好きです(*´ω｀*)更新楽しみにしてます(〃ω〃) (2020年3月25日 17時) (レス) id: d45b100f1b (このIDを非表示/違反報告)
kokomi@ゾラ推し(プロフ) - 夢竜さん» 夢竜様！コメント有り難う御座います！本当にそういってもらえるとテンション上がります本当に有り難う御座います....(；ω；｀*)早めに書き上げます( ；∀；) (2020年3月21日 11時) (レス) id: 4c04000691 (このIDを非表示/違反報告)
夢竜(プロフ) - ゾラさんと夢主君がくっつくの楽しみにしてますね！ (2020年3月21日 11時) (レス) id: 2674e8aa46 (このIDを非表示/違反報告)
kokomi@ゾラ推し(プロフ) - dacybanny5504さん» dacybanny5504様！コメント有り難う御座います！そう言って頂けると作者の感謝感激雨あられです！！本当に嬉しいです！！ずっと応援だなんて.....嬉死しますっ！！！ (2020年3月15日 18時) (レス) id: 4c04000691 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kokomi@ゾラ推し | 作成日時：2020年2月29日 10時
