第七十八話 ページ2
貴方『出来るなら今使いたくなかったよ！！この馬鹿！！』
まさかの全体撹乱なんて思わなかった！俺もビックリしたし他の奴等も驚いてるよ！
貴方『他の団員にバレたらどうすんだよぉ！あんまり迷惑かけたくないのにぃ...』
悪魔【じゃあ違うのも試すか？】
貴方『人の話を聞いてくれ！！』
悪魔【次はこれだ、詠め】
貴方『悪魔って本当に傲慢なんだね！？あぁもう分かったよ！！』
俺は悪魔に指定された魔法の効果を読む。だか、よく効果が理解できない
貴方『なぁにこれぇ？呪い系？対象がいないと発動しないんじゃねぇの？』
悪魔【そうだ、だからお前が誰にかけるか思い浮かべればいいのさ】
貴方『...ゾラの父さん殺した奴等かなぁ、まぁもう年だろうけど』
悪魔【少し死が早まった所で何も問題はないだろう？さっさと詠んでくれ】
悪魔は少し嬉しそうな声で俺を急かす。なーんかこいつの言いなりになってるのが気に食わねぇんだよなぁ
貴方『..."汝が闇を今一度我が身に封ずる"』
俺は悪魔の手の封印の魔法を詠み上げる。すると腕が徐々に人の形に戻っていく
悪魔【...飽きたのか】
貴方『飽きた、というか危ない気がしたからね。また明日呼んであげるから俺の中で大人しくしてろ』
悪魔【...わかった】
そうして悪魔の声は聞こえなくなった。もし俺がこのまま詠んでゾラとか他の団員に危険が及んだら大変だしね？
貴方『あ〜あっつい...空間魔法、えっと母さんの魔導書は...あっ、これだな雪魔法の魔導書』
俺は母さんの形見である雪魔法の魔導書を空間から取り出す。もしかしたら使う可能性もあるから、一応中身確認しとかなくちゃね
貴方『でもあんまり攻撃系無いんだよなぁ...雪魔法"アイスニードル"』
目の前に無数の氷で出来た針が浮かび始める。一つ一つの針は指ぐらいなら貫通できそうな太さと長さ、足止めは出来てもあまりダメージはないだろう
貴方『"解除"...雪魔法で使うとしたら撹乱系とか、幻覚系だね。』
俺は全ての魔導書を閉じ闇魔法以外の魔導書を空間魔法で収納する
貴方『明日は...闇魔法と悪魔の手で頑張ろうか、ゾラにいいとこ見せたいし♪』
自分の所持してる魔法の確認しているうちに外はすっかり夜になっていた
貴方『...夜か、そういえば夜って俺の昔の仕事思い出すから、あんまり好きじゃないなぁ。一人も嫌だし』
アデルも記憶を変えるなら暗殺とかの記憶も消してってくれよ
貴方『あ〜あ、ゾラまだかなぁ。早く帰って来てくれよ...』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 28人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kokomi@ゾラ推し(プロフ) - 杏珠さん» 杏珠様！コメント有り難う御座います！ストーリーを好きと言ってもらえるの凄く嬉しいです！！これからも最低週一で更新していくので、待っていてもらえると嬉しいです！本当に有り難う御座います！！(o≧▽≦)ﾉ (2020年3月25日 17時) (
レス) id: 4c04000691 (このIDを非表示/違反報告)
杏珠(プロフ) - コメ失礼します。ストーリーめっちゃ好きです(*´ω｀*)更新楽しみにしてます(〃ω〃) (2020年3月25日 17時) (レス) id: d45b100f1b (このIDを非表示/違反報告)
kokomi@ゾラ推し(プロフ) - 夢竜さん» 夢竜様！コメント有り難う御座います！本当にそういってもらえるとテンション上がります本当に有り難う御座います....(；ω；｀*)早めに書き上げます( ；∀；) (2020年3月21日 11時) (レス) id: 4c04000691 (このIDを非表示/違反報告)
夢竜(プロフ) - ゾラさんと夢主君がくっつくの楽しみにしてますね！ (2020年3月21日 11時) (レス) id: 2674e8aa46 (このIDを非表示/違反報告)
kokomi@ゾラ推し(プロフ) - dacybanny5504さん» dacybanny5504様！コメント有り難う御座います！そう言って頂けると作者の感謝感激雨あられです！！本当に嬉しいです！！ずっと応援だなんて.....嬉死しますっ！！！ (2020年3月15日 18時) (レス) id: 4c04000691 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kokomi@ゾラ推し | 作成日時：2020年2月29日 10時
