第百六話 ページ40
俺の言葉はマグナには届かず、マグナは火球目掛けてバットを振った。だか、ゾラのカウンター罠は吸収した魔法の効果も真似れる、だから.....
マグナ「がっっっ!!?」
貴方『言わんこっちゃねぇ...マグナは戦線離脱だなぁ?』
マグナ「俺の魔法...スゲーじゃねーか...」
地面に力無く倒れたマグナをアスタが心配して駆け寄った。だけど俺はそんな事をしてる場合じゃねんだよ
キルシュ「何故っ...何故貴方が仲間と共にいるのですか!!貴方は...貴方は!」
貴方『だから何の事かわかんなぁーい!俺に何でって言われても知らないよ!』
キルシュ「"番犬"の貴方は孤独でなければ...!!」
貴方『...その呼び方好きじゃないんだけどなぁ、そもそも今の俺に孤独だぁ?残念だけど無理だね』
俺の言葉にキルシュは驚嘆の表情で俺を見つめる。何か出てきそうで出てこねぇな...
キルシュ「私は...貴方の美しさに、強さに憧れていたのに...どうしてそんなに腑抜けてしまったんですか!?」
貴方『俺の強さに憧れ?止めといた方がいいよ。だって、俺の強さに追い付ける奴はいないんだからw』
キルシュ「...ならば、ここで貴方を倒して...私が貴方を越える!!」
何も警戒していなかった俺はキルシュの桜魔法に包まれた
貴方『早っ...!!?』
キルシュ「思い出せ番犬!!あの時の感覚を!他者の血を浴び、恍惚とした表情を浮かべていたあの時を!!」
その言葉を聞いた途端、俺の目の前が真っ赤に染まり、意識がっ______
貴方『....』
キルシュ「...何故避けない、やはり腑抜け『戯れ言を、我を誰だと思っている』なっ!!」
そう言ったAが周りの桜を一瞬で一掃し、キルシュを不機嫌そうに睨んだ
貴方『フンッ、我に向かって随分大口を叩いたものだ』
キルシュ「まさか...番犬に、戻った...!?」
貴方『何を言う、我は"無情の番犬"。人の心を捨て、任務を果たす為だけに人を殺す...ただの兵器だ』
キルシュ「っ、あぁっ...!その冷酷な顔っ!!まさしく、本に載っていた通りの貴方!!」
キルシュがAの前に跪き、嬉しそうに話続ける。それをAは無表情で見つめるだけだ
ゾラ「A...おいA...!!」
貴方『貴様は...誰だ。我を名で呼ぶとは』
ゾラ「なっ!!何言ってんだよA!!」
貴方?『だから名で呼ぶな。我は番犬だ。そもそもお前のような者は知らぬ。依頼人か?』
ゾラ「っ...嘘だろ...お前...また、俺の事...忘れるのか...?」
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kokomi@ゾラ推し(プロフ) - 杏珠さん» 杏珠様!コメント有り難う御座います!ストーリーを好きと言ってもらえるの凄く嬉しいです!!これからも最低週一で更新していくので、待っていてもらえると嬉しいです!本当に有り難う御座います!!(o≧▽≦)ノ (2020年3月25日 17時) (レス) id: 4c04000691 (このIDを非表示/違反報告)
杏珠(プロフ) - コメ失礼します。ストーリーめっちゃ好きです(*´ω`*)更新楽しみにしてます(〃ω〃) (2020年3月25日 17時) (レス) id: d45b100f1b (このIDを非表示/違反報告)
kokomi@ゾラ推し(プロフ) - 夢竜さん» 夢竜様!コメント有り難う御座います!本当にそういってもらえるとテンション上がります本当に有り難う御座います....(;ω;`*)早めに書き上げます( ;∀;) (2020年3月21日 11時) (レス) id: 4c04000691 (このIDを非表示/違反報告)
夢竜(プロフ) - ゾラさんと夢主君がくっつくの楽しみにしてますね! (2020年3月21日 11時) (レス) id: 2674e8aa46 (このIDを非表示/違反報告)
kokomi@ゾラ推し(プロフ) - dacybanny5504さん» dacybanny5504様!コメント有り難う御座います!そう言って頂けると作者の感謝感激雨あられです!!本当に嬉しいです!!ずっと応援だなんて.....嬉死しますっ!!! (2020年3月15日 18時) (レス) id: 4c04000691 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kokomi@ゾラ推し | 作成日時:2020年2月29日 10時