第九十三話 ページ26
オーヴェン「あぁやはり無自覚なんだね。無意識に記憶が戻りつつあるんだろうか...？でもやっぱり記憶改竄の魔法が...」
オーヴェン先生がまた俺の事で悩んでブツブツと独り言を話している。そんなに悩んでも答えは直ぐに出ないさ
貴方「戻ればいいねぇ...よいしょっと」
俺は服を着ながら起き上がり頭をかいた。そしてオーヴェン先生は一回唸って立ち上がった
オーヴェン「...悩んでても仕方がないね、珈琲入れてくるよ」
オーヴェン先生がそう言って目の前で珈琲を入れてくれた。俺は珈琲を受け取り、口をつける
それにしても、昔誰かと何か約束したような気が...？でも容姿も声も性別も思い出せないからねぇ？どうしようもないな
オーヴェン「それにしても、君は人を守る為に傷まで負っているのに、眠れもしない体質なんて、大変だね」
貴方『もう慣れたさ、こちとら元暗殺者だぜ？もうなんでも慣れっこだよ』
オーヴェン「...そうかい。でも、君は一回休んだ方がいいね」
オーヴェン先生がそう言って俺の肩に手を置いた途端、急に瞼が重たくなった。
貴方『あれ...なんか眠気が...魔力不足では無いし...』
俺はそのまま意識を手放した。もう予測できている、オーヴェン先生に一服盛られたようだ
オーヴェン「出番が来る前に、ちゃんと起こして上げるから...今は休みなさい」
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【貴方の夢の中？】
貴方『...ここは』
俺が今いる場所は、俺がスキーター家にいた頃に使っていた俺の部屋のベットの上だった
？？『Aー？もう部屋にいるのー？』
貴方「えっ！母さん！？」
可愛らしい声でドアをノックしてから俺の部屋に入ってきたのは、死んだ筈の母だった。
白く長い髪に、俺と同じく血のように赤い瞳。誰もが美しいと認める、俺の母さんだ
ソニア「もう！何言ってるの！正真正銘貴方のお母さん！ソニア・スキーターよ！寝ぼけているのかしら？ww」
貴方『そ、そんな訳じゃ...』
ソニア「あら？貴方喋り方随分変わったわね？イメチェン？」
貴方『あっ...イメチェンイメチェン！母さんに似たんだよ！』
ソニア「...うふふっ！」
貴方『...何が可笑しいんだよ』
ソニア「ううん！本当にいい子に育ったなぁーって思ってたの！」
満面の笑みで俺の頭をグシャクジャと慣れない手付きで撫でてくる母さん。夢だとしても、もう一度会えたのは正直嬉しい
貴方『...ねぇ、母さん』
ソニア「なぁに？A？」
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kokomi@ゾラ推し(プロフ) - 杏珠さん» 杏珠様！コメント有り難う御座います！ストーリーを好きと言ってもらえるの凄く嬉しいです！！これからも最低週一で更新していくので、待っていてもらえると嬉しいです！本当に有り難う御座います！！(o≧▽≦)ﾉ (2020年3月25日 17時) (
レス) id: 4c04000691 (このIDを非表示/違反報告)
杏珠(プロフ) - コメ失礼します。ストーリーめっちゃ好きです(*´ω｀*)更新楽しみにしてます(〃ω〃) (2020年3月25日 17時) (レス) id: d45b100f1b (このIDを非表示/違反報告)
kokomi@ゾラ推し(プロフ) - 夢竜さん» 夢竜様！コメント有り難う御座います！本当にそういってもらえるとテンション上がります本当に有り難う御座います....(；ω；｀*)早めに書き上げます( ；∀；) (2020年3月21日 11時) (レス) id: 4c04000691 (このIDを非表示/違反報告)
夢竜(プロフ) - ゾラさんと夢主君がくっつくの楽しみにしてますね！ (2020年3月21日 11時) (レス) id: 2674e8aa46 (このIDを非表示/違反報告)
kokomi@ゾラ推し(プロフ) - dacybanny5504さん» dacybanny5504様！コメント有り難う御座います！そう言って頂けると作者の感謝感激雨あられです！！本当に嬉しいです！！ずっと応援だなんて.....嬉死しますっ！！！ (2020年3月15日 18時) (レス) id: 4c04000691 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kokomi@ゾラ推し | 作成日時：2020年2月29日 10時
