第126話 ページ28
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キィっと錆び付いたドアを開ける。
いつもそうだった。
辛いことや悲しいことがあると屋上に来て
鳥たちに励ましてもらっていた。
手を空へと伸ばす。
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玉｢……あぁ、鳥は夜飛べないんだっけ｣
頬を撫でるのは
いつものふわふわとした羽じゃなく
冷たい夜風のみ。
フェンスの南京錠を開けて、外に出る。
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【どうして僕たちはこんな
【自由に
自分で自分の死を決めることも出来ない】
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玉｢……本当に死ねないのかな？｣
【僕は僕のするべきことを重ねて】
玉｢ジャニーさん……｣
【Youに殺される日をただ、ずっと待っていた】
じゃあ…
じゃあさ……
玉｢俺のことは誰が殺してくれんの？｣
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片足を1歩前へ。
俺は鳥じゃない。
翼なんか持ってない。
飛べなくて構わない。
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｢玉森くん！！！！！！｣
玉｢…………っ…A？｣
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ふわっと身体が平衡感覚を失う。
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あや(プロフ) - りい太さん» ありがとうございます！ (2021年9月29日 23時) (
レス) @page25 id: 6894dd1319 (このIDを非表示/違反報告)
りんこ(プロフ) - 待ってました。続きが読めてとっても嬉しいです。次も楽しみにしています。 (2021年9月29日 15時) (レス) @page25 id: e70020d567 (このIDを非表示/違反報告)
りい太(プロフ) - あやさん» お待たせしてしまい申し訳ございません。完結まで書きます。お付き合いいただけると嬉しいです。コメントありがとうございました、とても励みになりました。 (2021年9月29日 15時) (レス) id: 8e9006fbf7 (このIDを非表示/違反報告)
りい太(プロフ) - milkさん» コメントありがとうございます。ゆっくりすぎる更新ではありますが、完結までお付き合いいたけだると嬉しいです。 (2021年9月29日 15時) (レス) id: 8e9006fbf7 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - こちらはもう続きを書かれることはないのでしょうか？完結までみたいです… (2021年9月23日 3時) (レス) id: 6894dd1319 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りい太
x他1人 | 作成日時：2019年8月13日 5時
