第112話 ページ14
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今日はMV撮影の日。
俺たちは今日1日、スタジオに缶詰だった。
宮｢玉、どうしたの？
なんか今日ピリピリしてなかった？｣
玉｢別に…｣
千｢あれでしょ、Aちゃんが構ってくれないんでしょ笑｣
宮｢玉、子ども産まれるんだから
そんなことでいちいち怒ってたらキリないぞ笑｣
続々と上がってくるメンバーは
俺の様子を不思議に思って話しかけてくる。
玉｢…希望の様子がおかしいんだ｣
藤｢おかしいって？｣
玉｢こんなことあると思う？
Aのお腹の子どもに希望が嫉妬して
藤｢………｣
俺の話に、メンバーは言葉を失う。
その中で唯一口を開いたのは、わただった。
横｢あると思うのが、当然じゃないの？｣
玉｢わた…｣
横｢希望くんはもう知ってる。
自分が普通じゃないことも
特別な
藤｢………｣
横｢玉がAさんを守りたくて
Aさんを手に入れたくて、希望くんも使うかもしれないな。
…«赤»の
玉｢やめてよっ！｣
横｢玉｣
玉｢俺ら家族になったんだよ！
希望が俺らの子どもに
そんなこと思い始めたら、一緒になんていられないよ！｣
やめてよ。
俺の予想なんて当たらないでいいんだよ。
そう心から思ってるのに
なんでよりにもよってわたがそんなこと言うわけ？
横｢玉、そろそろ考えるべきなんじゃない？｣
玉｢な、にを…｣
横｢自分の子どもと希望、お前はどっちを選ぶ？｣
玉｢…っ、そんなの、選ぶことじゃないだろ！！｣
最悪の現実を突き付けられた気がして
逃げるように、俺は楽屋を飛び出した。
横｢バカだよね、ホント｣
藤｢わた、どうしたの？
今日はやけに玉にイジワルじゃない？｣
横｢…悩んだって仕方ないんだよ。
希望を殺すことも、子どもを危険に晒すことも
どっちも玉には絶対に出来ないんだから。｣
藤｢…わたに見えてる未来、俺も共有出来たらいいのに｣
横｢いいよ、共有なんかしなくて笑｣
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あや(プロフ) - りい太さん» ありがとうございます！ (2021年9月29日 23時) (
レス) @page25 id: 6894dd1319 (このIDを非表示/違反報告)
りんこ(プロフ) - 待ってました。続きが読めてとっても嬉しいです。次も楽しみにしています。 (2021年9月29日 15時) (レス) @page25 id: e70020d567 (このIDを非表示/違反報告)
りい太(プロフ) - あやさん» お待たせしてしまい申し訳ございません。完結まで書きます。お付き合いいただけると嬉しいです。コメントありがとうございました、とても励みになりました。 (2021年9月29日 15時) (レス) id: 8e9006fbf7 (このIDを非表示/違反報告)
りい太(プロフ) - milkさん» コメントありがとうございます。ゆっくりすぎる更新ではありますが、完結までお付き合いいたけだると嬉しいです。 (2021年9月29日 15時) (レス) id: 8e9006fbf7 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - こちらはもう続きを書かれることはないのでしょうか？完結までみたいです… (2021年9月23日 3時) (レス) id: 6894dd1319 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りい太
x他1人 | 作成日時：2019年8月13日 5時
