第111話 ページ13
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｢ただいまーっ、希望くん、久々の我が家だよ！｣
玉｢………｣
｢すぐにご飯作るからね！
その間玉森くんとお風呂にでも入って｣
がたん！！
靴を脱いで家に入った瞬間
後ろで大きな音がした。
｢えっ、玉森くん？！｣
大きな音は、玉森くんが倒れた音だった。
玉｢…っ…はぁ…｣
｢大丈夫っ？玉森くん！？｣
体を支えて、急いでベッドまで運ぶ。
息を荒らげる玉森くん体は熱くて
すごく辛そうだった。
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｢玉森くん…｣
玉｢ん…｣
｢あ、起きなくていいよ。
一応ご飯作ってきたの。
食べたくなったら食べて？｣
玉｢んー、大丈夫。食べれる。｣
少し眠ってマシになったのか
玉森くんの顔色はだいぶ良くなった。
玉｢頼りないな、俺。
そろそろ1回の瞬間移動くらい
平気になってもおかしくないのに…
修行たんねーわ笑｣
｢…なんで、そんな無茶するの？｣
玉｢え？｣
｢階段から落ちるくらい大したことないよ！｣
玉｢いや、大したことあるでしょ笑｣
｢これくらいで死んじゃったりしないよ！｣
なのにこんなことで無理して
また大きな
こんな風に守ってもらったって
そんなの私全然嬉しくないんだよ？
｢お願いだから、もっと自分を大事にしてよ…っ！｣
玉｢やだよ｣
｢なんでっ！｣
玉｢Aを守れない
そう思えたから前向きになれたんだ。
辛くても苦しくてもなんだってするよ。｣
｢たまもり…くん…｣
玉｢そう思ったらダメ？｣
｢でも…｣
玉｢赤ちゃん、まだ2ヵ月なんだよ。
せめて安定期に入るまでは気をつけないと。｣
優しい暖かい手がお腹に触れる。
｢私、気をつける。
玉森くんが無理しなくていいように。｣
玉｢んふふ、そーして笑｣
玉森くんが倒れてしまわないように。
私のために疲れてしまわないように。
玉｢………｣
私がもっとしっかりしなくちゃ。
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あや(プロフ) - りい太さん» ありがとうございます！ (2021年9月29日 23時) (
レス) @page25 id: 6894dd1319 (このIDを非表示/違反報告)
りんこ(プロフ) - 待ってました。続きが読めてとっても嬉しいです。次も楽しみにしています。 (2021年9月29日 15時) (レス) @page25 id: e70020d567 (このIDを非表示/違反報告)
りい太(プロフ) - あやさん» お待たせしてしまい申し訳ございません。完結まで書きます。お付き合いいただけると嬉しいです。コメントありがとうございました、とても励みになりました。 (2021年9月29日 15時) (レス) id: 8e9006fbf7 (このIDを非表示/違反報告)
りい太(プロフ) - milkさん» コメントありがとうございます。ゆっくりすぎる更新ではありますが、完結までお付き合いいたけだると嬉しいです。 (2021年9月29日 15時) (レス) id: 8e9006fbf7 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - こちらはもう続きを書かれることはないのでしょうか？完結までみたいです… (2021年9月23日 3時) (レス) id: 6894dd1319 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りい太
x他1人 | 作成日時：2019年8月13日 5時
