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お互いに気まずい空気が漂う。
ちょっと不機嫌さを出しすぎたか？
こういうとき、俺の大親友のソクミナだったら何もかもギャグに変えてくれるのにな、、。
そんな申し訳なさを感じながら、チラリと横目で見れば、明らかに落ち込んでいるA。
そう、俺たちにはこういう話はタブーなのだ。
俺たちは一般的に見れば、
"仲の良い幼馴染"
中学の頃はハッピーセット。なんて言われたりもしてたっけ。
そんなノリに、俺とAはいっつも恋人のフリをやらされていた。
でもそうじゃなかったんだよな‥‥
俺はAが好きで、Aも俺が好き。
お互い両想いとわかってるいるのに、その次の一歩を踏み出すことができない俺らって、ただの"臆病者"なのだろうか。
＿＿思えばあの時から俺たちは変わっていったのかもしれない。
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作者名：ほったま | 作成日時：2017年5月12日 8時
