神山さん ページ30
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神「Aちゃん！」
『…うわっ、あ、神山さん！』
仕事を終えて、会社から出る寸前に神山さんから声をかけられた
びっくりしたな。
会社でAちゃんなんて呼ぶ人はあの人くらいやから、藤井さんが来たんかと思った。
神「あっ、ごめんなさい！いつも流星がAちゃんAちゃん言うてるからうつってもうた！」
『いえいえ。気にせんといてください』
神「まぁ、最近は呼び捨てやけど」
『あ、ですよね。』
気付いてた。いつの間にか呼び捨てされてること
神「なんか星宮さんよりAちゃんの方が先に出てきてまうわ。」
『全然、神山さんがそっちの方が呼びやすかったら、そう呼んでもらって大丈夫ですよ？』
神「え？ほんま？なら、俺も神ちゃんとか気軽に呼んでな！」
『いや、私は後輩なんで、、』
神「大丈夫やって。のんちゃんも神ちゃん呼んでんねんから。笑」
『あはは、じゃあ、遠慮なく、神ちゃん？』
神「えへへ、なんか少し距離詰められたみたいで嬉しいわー」
うわ、心が浄化される。
さっきのゲスい私は何処、、
神「あ！そうや、ちょっと相談したい事があったから声かけてんけど」
『相談？』
神「そうそう。今度メディアの取材あるやろ？
そん時に紹介するドレスを何個か絞ってたんやけど、イマイチ決まらんくて。」
『あ、神山さんも任されたんですね！』
神「うん。嬉しいことに。
それで、Aちゃんも任されたって淳太くんに聞いて、ほな意見聞いてみよって思ったんやけど、見てもらえんかな？」
『私、専門的な事何もわかりませんけど、、』
神「でも、見たところオシャレな感じやし、センスありそうやけど」
『いや、オシャレも何もスーツですから』
神「スーツからでも分かるって！
あと、アクセサリーとヘアスタイルも統一感あるし、メイクも綺麗やんな。」
『そうですか？』
デザイナーさんって、ホンマに人のファッションとか見てんのか。
今まで全く気にせず商品開発部の前通ってたけど、、、
…ちゃんとしよ。
神「ということで、お願いします！！」
『、、、お役に立てるかは分かりませんけど、見るだけなら』
神「ホンマ！？ありがとう！」
ぱぁぁっ！と効果音がつきそうなくらいの笑顔を見せる神山さ、、神ちゃん。
私の荒みきった心には眩しすぎる。
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ゆずぽんず(プロフ) - オカヤマさん» 嬉しいお言葉を沢山ありがとうございます！ここまで読んで頂けて感謝しかございません！続編はいつになるかは分かりませんが、色々構想を練ってますので、気長にお待ち頂ければ幸いです(*^^*) (2020年5月22日 14時) (
レス) id: ca914595db (このIDを非表示/違反報告)
オカヤマ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！更新されるたびに喜ばせていただきました笑途中途中出てくる重岡先輩…めっちゃくちゃかっこよかったです！今までたくさん楽しませてくれてありがたうございました！続編も楽しみにしてます (2020年5月22日 14時) (レス) id: 9c104eff01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：__ゆずぽんず☆°＊.・°. | 作成日時：2020年3月24日 3時
