脳内会議 ページ15
逃げ込んだ先は社内の一番人が来ないトイレ
気付いたら一気に力が抜けて、鏡の前にしゃがみ込んだ。
『なんなん、、もぉ、、、』
さっき私に一体何が起きた…？
藤井さんに謝られる→弁解する→キスされる
いやいや、どういうことや。
どんな流れでいったらキスされんねんて。
頭ん中ではこんな冷静にツッコミ入れられてんのに、体は全然冷静ちゃう
そして、あの言葉、、、
"俺はAがええねんから"
脳内でリピートされるその言葉と真剣な表情に未だに鳴り止まない心臓の音がもっと加速する
知らない、あんな藤井さん。
普段、ヘラヘラ笑ってるとこしか見ないし！！
それに、いつもはAちゃんって呼んでるくせに！！呼び捨てとか！！
なんなんよ、ホンマに！！！
あぁ！もう！！ええ加減心臓鳴り止め！
そろそろ職場戻らなあかんのに…！
ていうか、なんでこんなドキドキしてるん！？
別に好きちゃうやろ！？
そんなドキドキする必要ないから！！
なんて意味のない説得を自分の心臓にするアホな私。
でもいい加減ホンマに戻らなあかんから、無理やり精神を落ち着かせて、何事もなかったようにトイレを出る
「あれ？Aちゃんやーん！！」
「お、ほんまや！」
突然、廊下で背後からそう声をかけられて、
少し驚いて振り返ると、そこには営業部の桐山さんと濱田さんがニコニコしながら立っていた。
『桐山さん、濱田さん！おはようございます！』
おはよぉ〜と笑顔で返してくれる2人は相変わらず人当たり良さそうな雰囲気を醸し出している
桐「いやぁー、聞いてるで？あの流星とええ雰囲気なんやてなぁ〜」
濱「そーそー！淳太からよう聞いとるで〜」
この2人はやたら部長と仲ええし、直属の後輩に重岡先輩がおるから会ったら絶対この話題振られる
いつもやったら、スルーなんやけど。
でも、今は…
『…その名前口に出さんといてください』
桐「…え？」
濱「なんかすごい負のオーラ出てるけど、、、」
『ほな、私仕事あるんで失礼します』
桐「お、おお。頑張ってな、？」
濱「じゅ、淳太と望によろしくな、、？」
『はい』
__
後の営業部
濱「怖かったなー、あれ。目で殺されるかと思ったわ」
桐「な。闇が見えたわー」
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ゆずぽんず(プロフ) - オカヤマさん» 嬉しいお言葉を沢山ありがとうございます！ここまで読んで頂けて感謝しかございません！続編はいつになるかは分かりませんが、色々構想を練ってますので、気長にお待ち頂ければ幸いです(*^^*) (2020年5月22日 14時) (
レス) id: ca914595db (このIDを非表示/違反報告)
オカヤマ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！更新されるたびに喜ばせていただきました笑途中途中出てくる重岡先輩…めっちゃくちゃかっこよかったです！今までたくさん楽しませてくれてありがたうございました！続編も楽しみにしてます (2020年5月22日 14時) (レス) id: 9c104eff01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：__ゆずぽんず☆°＊.・°. | 作成日時：2020年3月24日 3時
