アウェー感 ページ11
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流「ってことがあったんよ。」
神「ほぉ……」
隣に座る神ちゃんが小さく拍手する
なんも拍手するとこないけど。
流「実はそのドレスデザインしたん俺やねんな」
神「え!なにそれ、超ロマンチックやん!」
神ちゃんまた拍手。
楽しんでるなぁ。
流「デザインを褒められることはあったけど、まさかデザインした側の俺の人格を褒めるとは思わんやん?笑
振り向いた時のあの笑顔忘れられへんねん、俺。」
三年たった今でも鮮明に思い出せるキラキラした笑顔
あの笑顔と思考に落ちたようなもんやからな。
神「……星宮さんって、結構クールな人やと思ってたんやけど、そうでもないんやな。」
流「俺、クールとか一回も思ったことないで。」
周りからクールとか思われてんねや。
そんな要素あったか?
神「で、その心の優しいデザイナーさんは、なんで今あんな冷たくあしらわれてるん。」
あ、それは痛いところ。
流「言うてへんねん。俺がデザインしたこと。」
あの後、普通にオフィス戻ったし。
神「え、なんで??」
流「いやぁ、自信作ちゃうから」
もっと出来のええやつやったら、俺がデザインしたんやでって言うてたかもしらん。
神「でも、星宮さんが気に入ってたなら、言えば良かったんちゃうの。」
流「いや、あかん。」
神「なんで。」
流「俺があのドレスを超えるやつ作って、
そのドレスをAに俺の隣で着てもらわなあかんねん!」
神「熱量すごいな」
流「あの瞬間決めてん。
俺はあの子に捧げるドレス作りたいって。」
神「へぇ〜」
流「今はアウェー感否めないけど…」
神ちゃんの言う通り、冷たくあしらわれてるし。
アタックしてもスルー。
今日はパソコンに連絡先書いてみたけど、連絡来るかどうか…
神「まぁ、アウェーでも、流星らしくてええんちゃう?あんなストレートに行ける奴なかなかおらんで。」
流「そう思う?」
神「おん。まぁ、多少本気なんかな?って疑うとこあるけど。」
流「え、本気と思われてへんってこと?」
俺、めっちゃ本気やのに…
軽すぎやった?言葉足らずとか?
神「いや、あくまで俺の見解やから気にせんでも…」
流「まじか…」
神ちゃんはそう言うけど、すごいそんな気してきた…
流「明日、謝ろ。」
神「なんか…ごめん…」
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ゆずぽんず(プロフ) - オカヤマさん» 嬉しいお言葉を沢山ありがとうございます!ここまで読んで頂けて感謝しかございません!続編はいつになるかは分かりませんが、色々構想を練ってますので、気長にお待ち頂ければ幸いです(*^^*) (2020年5月22日 14時) (レス) id: ca914595db (このIDを非表示/違反報告)
オカヤマ(プロフ) - 完結おめでとうございます!!更新されるたびに喜ばせていただきました笑途中途中出てくる重岡先輩…めっちゃくちゃかっこよかったです!今までたくさん楽しませてくれてありがたうございました!続編も楽しみにしてます (2020年5月22日 14時) (レス) id: 9c104eff01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:__ゆずぽんず☆°*.・°. | 作成日時:2020年3月24日 3時