あなたの告白お断り。 ページ1
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『ちょっとコーヒー淹れてきまーす』
そう言って透明なドアを開ける
ここはホテルか。というくらい
やたら明るくて小綺麗な職場。
まぁ、アパレルブランドやし、
見た目には気使うのも当たり前か。
うちの部署と透明な壁で隔てられたお隣は商品開発部の方々で、企画、デザインなどを担っているからか、華やかそのもの。
まぁ、うちの広報部も華やかっちゃ華やかやけど。
うちの会社、小さいわけでもないけど、別にめちゃくちゃ大きいわけでもないから、こういう風に１つのオフィスを区切って使ってて。
１つのオフィスに、一箇所ずつの休憩所。
コーヒーを飲みたい時は、一回小分けにされた広報部を出て、商品開発部の前を通り、コーヒーメーカーまで辿り着かなければいけないという苦行。
ん？なんでそれが苦行かって？
それは、のちに分かると思うわ。
なんて話してたら、もう休憩所の目の前である。
『げ、』
流「あ、ラッキー。」
休憩所に無事たどり着いたと思ったら、はやくも苦行の原因と鉢合わせてしまった
流「奇遇やな、Aちゃん。」
『あー、そうですね。』
馴れ馴れしく名前を呼ぶこの男は、藤井流星
一個年上の商品開発部デザイナー。
ここに来ると、大抵おる。
それはそうと、彼…
高身長で、誰もが振り向くイケメンで、仕事も出来る。故に会社でもファンは多い。
でも、１つ。ただ１つ問題があるのだ。
…それは
『コーヒー淹れたいんで退いてください。
あと、名前呼びやめてもらえません？』
流「なぁ、」
おい。無視かい。
私の言葉なんか気にも留めず、自分の言葉を続ける自己中野郎。
皆さん、この後ですよ。
この後の言葉に注目してください？
流「昨日も言うたけどさ、
俺らそろそろ付き合ってもええんちゃう？」
『お断りします。』
流「ほな、今日仕事終わったら飯行かん？」
『それもご遠慮します』
お分かりいただけただろうか。
こういうことだ。
なぜか、私へのアタックがすごいのだ。
嘘やと思うかもしれへんけど、これは毎日のやりとりで、、、
もう数えるのもしんどいくらいである。
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オフィスの構造は『これは経費で落ちません！』の経理部と営業部のイメージです
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ゆずぽんず(プロフ) - オカヤマさん» 嬉しいお言葉を沢山ありがとうございます！ここまで読んで頂けて感謝しかございません！続編はいつになるかは分かりませんが、色々構想を練ってますので、気長にお待ち頂ければ幸いです(*^^*) (2020年5月22日 14時) (
レス) id: ca914595db (このIDを非表示/違反報告)
オカヤマ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！更新されるたびに喜ばせていただきました笑途中途中出てくる重岡先輩…めっちゃくちゃかっこよかったです！今までたくさん楽しませてくれてありがたうございました！続編も楽しみにしてます (2020年5月22日 14時) (レス) id: 9c104eff01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：__ゆずぽんず☆°＊.・°. | 作成日時：2020年3月24日 3時
