WESTの水色担当ですっ４ (ページ2)

今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:103,552 hit

イケメンページ2

_

重岡side

結局あの後、4人で一緒に食べようという話になって、内心は空気読めやと思いつつ、適当な店に入った。

『ちょっと、私お手洗いに行ってきます～』

注文をした後、そう言うて席を立ったAを見送って、水を一口。

流「この前、Aが俺と望に聞いてきてんなー
しげって、どんな服が好きかなぁ？って。」

重「ゲホッ…ゴホッ…はぁ！？」

いきなり、何言うてん。むせたやないか。

流「動揺しすぎ。笑」

望「ええなー、自分のために可愛い格好してくる彼女。羨ましー」

流「今日のために、俺らがAにこーゆーのがええんちゃう？って提案したんやで？感謝してや、ほんま。」

望「な！もー、めっちゃこだわりまくって！
男であの服が嫌いな奴おらんやろな～」

流「よかったよなー、たまたま会えて！」

望「せやな～、着てくるか不安やったもんな！
偶然、ばったり会えて良かったわ～」

やけに、"たまたま"とか"偶然"強調してくんな。

もしかして、こいつら…

重「…まさかとは思うけど、今日会ったんって偶然やなくて、つけてきたとかないよな？」

そう言えば、サーっと目を逸らす2人。

流「…ないで？」

望「…ないよなー」

いや、分かりやすいな。

重「あるな。お前ら、覚えとけよ？」

『ただいまー』

望「おかえり！」

流「おかえり～」

『ん？2人ともなんかテンション高くない？』

調子ええな、こいつら。

『しげはなんかテンション下がった？』

重「ん？そんなことないで。」

ありありやけど、言われへんよなぁ。

望「むしろ上がってるよなぁー？」

流「興奮しまっくってんで。」

重「お前ら、ほんま…」

『え、興奮するほど、ご飯楽しみなん？
そんなお腹空いてたんや。
あと、どれくらいで来るんやろ。』

重「あぁ、まぁ。」

なんやろ、気付いて欲しくはないけど、逆にここまで気付かれへんのも複雑やな。

『なんか、しげ変ちゃう？
2人とも、なんか言うたんやろ。』

あ、さすがにそこまで鈍感ではなかった。

流「なんも言うてへんよなー？」

望「Aの服が今日可愛いってことくらいやで、言うたん。」

とかニヤニヤしながら言えば、Aの顔が分かりやすく赤くなった。

待って、普通にその顔はやばいて。